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自身の気持ち
久しぶりのウサミミ!短めですが・・・
「うん・・・・」
隣でルーラが寝ている。
俺とルーラは朝まで二人で自分達の気持ちを確かめあっていた。
(ルーラ・・・・)
こんな俺を受け入れてくれたルーラ。
俺が今、世界で一番愛している女の子。
穏やかな寝顔をみていると俺は思わずほっこりしてしまう。
俺は今まで誰かに恋をしたことも心から誰かを好きになったこともなかった。
それに・・・・
(心から信じて・・・安心して隣にいてもらえるのもルーラだからかな。)
俺はこの世界に来る前もきた後も誰かからの純粋な好意や誰かに純粋な思いを抱いたことはなかった。
(家族か・・・)
絶対に守り抜く。たとえ俺が死ぬことになろうともルーラだけは生かしてみせる。たとえ世界が敵になってもルーラを守り抜く。俺はそう心に誓った。
「これからもよろしくな・・・俺のルーラ。」
大好きな恋人に俺はそう言った。