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俺と君とあいつ

作者: 薄氷

お読みくださりありがとうございます

どうせ君は僕の事なんか顔を見たくないほど嫌いだろう。

だけど僕は君に心奪われてしまって。

君が僕を嫌いだと言うのなら、最後に酷い事をしよう。

そしたらたとえ憎悪だとしても僕を忘れられ無いだろう?

ああ、これでオシマイだよね。



あなたが大嫌い。

わかってる、あなたは警察で私の愛した人は連続殺人鬼

でも、私の前で彼を殺さなくても良いじゃない。

大嫌い大嫌い大嫌い

なんであなたは生まれて来たのよ。

私の幸せな時間を返してよ。

彼に、逢いたいよ....


俺の愛した人は本当に綺麗で、

俺を捕まえに来た野郎に惚れられているんじゃねーよバカ

仕事柄こんな運命だったけど、

おまえの前で死に絶えるのは、失敗かな。

そのせいでほら、そんな悲しい顔しちゃって。

あーあ、次生まれ変わるんならおまえを幸せにできるような

普通の人に、なりたいかも。


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