84 運営&その他
一方その頃。新人探求者のイチハ視点
「ふわ~ここがスライムの草原EXなんだね。剣を持ったスライムとか強そう〜。」
私は小弓を携えながら草原を進んでいた。遠距離から隠れながらスライムを攻撃し敵に気づかれる前に隠れ進んでいた。それを何回か繰り返すと、敵が倒れる。はじめは時間かかるけど、慣れてきたら少しは楽になる。伊達にお姉ちゃんのプレイを見てきたわけではない。WPSはやってないけど、戦い方はおんなじだよね。人かスライムの違い。
「お姉ちゃんみたいにはできないけど、相手の死角から矢を放てばいいよね?」
と、見よう見まねで草原を進んでいく。後もう一つ。
「あっ薬草だ〜。採取採取っと♪」
アンナイニンさんのクエストの後、教会に行くと薬草のクエストを受けた。私は職業的に採取は向いているので武器の鋏を取り出して綺麗に採取する。そしてそれをバックにしまっていく。今回は採取が目的なため、敵を深追いなどはせず、安全に行動進めていた。そこは姉妹とはいえ姉と大きく違うところだった。
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運営視点
「絶対姉妹だな。教会のクエスト受けた後、迷わずEXにはいるあたり。まぁ姉の方とは違って攻略する気はないみたいだが。」
1人の運営がEXの状況をみてそう呟く。EXはパーティ別の専用ステージのため、通常ダンジョンと違って他のパーティとダンジョン内で会うことはない。つまりパーティのホントの実力がためされるのだ。その分報酬もでかく、初EXクリア者には専用装備が配布される。ハイリスクハイリターンのダンジョンだ。
そのため、現時点で上位にはいるプレイヤーは挑戦して勝利しているが、EXクリアしなくとも2ndエリアに行くことはできる。最初の誰かさえEXをクリアしたら後のものは誰でも2ndエリアにいけるということだ。その誰かはセミスミが突破している。
そして設定として、2ndエリアにいくと1stのEXクリアしてもそこまで強い装備は落ちないようになっている。でなければ先のエリアで鍛えてEXクリアして強者になるような者が現れないように。あくまで1stのEXは1stでの挑戦者のみが許される専用ステージなのだ。
「ふむ。この後はどうなるかわからないが姉よりは心臓に優しいな。まぁそんなことより2ndエリアのプレイヤー数などどうなってる?」
と、上司の指示で全員が調べ始める。
「全プレイヤーの13%は既に2ndエリアですね。そして+6%も既に荒地入っていて、もしかしたら進むかもです。」
と、報告が上がる。上司はうむと頷き、
「それならギルド保持者は?」
と、聞いた。
「既に4組は保持してますね。残り6組もキープをしています。ランキングに残るグループばかりのため、全組行動が速いです。後は、必要素材を買ったりお金溜めるとかばっかりですね。そして上位10組以外にも鍵が手にはいるクエストに取りかかっているグループもおおいです。1週間もしないうちに多くギルドができるのでは?」
と、データをもとに別のものが答える。
「なるほどな。まぁみんなが待っていた2ndエリアだから、その速さも納得だな。第一イベントが終わったばかりだが、第二イベントを出そう。今日予告を出し明後日には稼働しよう。どうせこれは長期間やるのだし、どっちのボスに進むにしろ2ndエリアのボスに必要なアイテムなのだ。」
その指示が冴え渡り、全員が返事して、第二イベントの準備を始めた。
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???視点
「いやー流石だね。舞歌もそうだけど、結依ちゃんや由夏ちゃんも。そして、何より水澄ちゃんは別格かな。やっぱり周りを黙らせても参加してもらう価値はあるかな。」
パソコンでNEFWoの第一イベントの動画をみながら、ある人がつぶやいた。




