71 魚釣りイベント
すみません遅くなりました。(寝てたとは言えない。)
私はとりあえず海の家に向かった。釣りに関する情報か何かを知るため。お金は4人で出し合えば足りると思うし、最悪金策のため1stのダンジョン潜りまくるという方法もある。2ndのダンジョンはまだ見つけてないからね。
海の家の中はそこそこ広く、NPCがご飯食べていたりしてる。半分ほどがリアルの海の家でイメージできる。食堂みたいなかんじだ。そして、残り半分に人が多く集まっている場所があった。他のプレイヤーもいる。
「さぁさぁ他に参加者居ないかな。参加費は無料。優勝すると豪華景品があるよ。」
と、人が集まっている中心で周りより少し高い台の上にたち、メガホンみたいなものを持っているNPCがそう叫んでいた。何の話かわからないけど、無料なら参加してもいいかも。私がそのメガホン持っている人に近づくと、
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《釣り大会への出場》を、受注しますか?
なおこのサブクエストは個人戦のためYESを押しますと一次的に、パーティから外れます。イベント終了後に再びパーティに戻ります。
YES← NO
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というウインドが現れた。あっサブクエストなんだこれ。しかも私が求めていたもの。私は迷わずにYESを押した。
「おっそこの嬢ちゃんも参加するんだな。それじゃ始まるまでここで待っといてくれよな。」
と、YESを押してすぐにメガホンを持ったこのイベントの運営の人が反応してくれた。私は頷いて、その場で待つことにした。
『みーちゃんも何かイベント受けたみたいだね。頑張ってね。』
と、早速にゅいからチャットが飛んできた。まぁ私パーティーから外されるし、それは気づくか。
『頑張る。何かあったらチャット飛ばして。』
と、私が返信するとにゅいは間髪入れずに、
『オッケー。まちの中だし早々喚ばなければいけないことなんてないと思う。イベント楽しんで。』
と、返ってきた。ほんとににゅいの返信速度速いね。そう思いながら私はオッケーと返事した。その時、
「時間ですね。これより釣り大会を開始します。ではルールを説明します。」
と、釣り大会運営の人が話し始めた。私はチャットから目を離し、説明聞くのに集中した。
「ルールはいたってシンプル。今から2時間以内に一番大物を釣り上げてきたものが勝利。釣竿は自由。各々持っている物でオッケー。釣竿を持ってない人には貸し出しもします。ただし、貸し釣竿を壊したものには弁償費請求しますのでご注意ください。そして釣餌は1人につき10個まで配布します。足りなかった方にはここで餌売っているので追加購入もオッケー。餌は何度でも購入できます。満足の行く大物を釣り上げるの皆様頑張ってください。説明は以上です。では皆様楽しい釣りライフを。」
その言葉の後、私にも餌が配布された。やっぱり釣りするためには餌必要だったんだね。しかもここで購入できるんだ。少し多めに買っていこうかな。ギルドの方にも必要だし。なぜか10匹。私は説明終わった運営の人に近付いて、
「餌いくら?」
と、聞いた。運営の人は私のほうを振り向いて、にこやかな笑顔で、
「おっ嬢ちゃんもう買うんだね。確かにそれも手だよね。いちいち餌購入に戻らなくて済むから時間ロスがなくなる。餌は10個セットで500Cだ。いくつ買うんだい?」
私は1stエリアで周回していたため懐は暖かい。もしかしたら後から必要になるかもだし、一気に買っておこうかな。
私は50000Cを取り出し運営の人に渡す。
「100個ください。」
運営の人は少し驚いた顔をしたが、ちょっと待っててね。と、バックヤードに消えた後。ゴロゴロと台車を転がして持ってきて
「待たせたね。10個セットを100個分計1000個持ってきたよ。確認してね。」
と、私に言ってきた。私が言えたことではないけど、まさかほんとに100個分買えるとは思っていなかった。どれだけ餌あるんだろう?まぁとにかくしばらく餌には困らないね。私はお礼を言って受け取り、海の家を出て先ほどの桟橋に向かいはじめた。




