61 ヴェアヴォルフ1
気づいたらブックマック100件!!ありがとうございます!
私達は全員の準備終わりを確認した後、ボスエリアにはいる。オオカミ達のいるエリアは他のプレイヤーなどもはいることはできるため、キラリンのようにその場でパーティーを組むこともできる。ただしボスエリアは別。個別ステージに送られるため他からの援護や、妨害などはない。これがレイドボスやイベントボスとなると話がかわる。例えば、こないだのイベントで出たボスなどは他のパーティーとも協力できるし、反対に裏切りもできる。まぁ今回は同じパーティーしかはいれないため妨害など考え無くていいから楽。
私達が中に入ると、そこには今までに出ていたオオカミより大きいオオカミがいた。私達はすぐに武器を構えるが襲ってくる様子はないし、ボス戦が始まった様子もない。私が疑問に思っていると、どこからともなく一直線に光が振り注がれる。光の先を追いかけるとそこには月みたいなものがあった。それを浴びたオオカミがどんどん2本足で立ち上がり、腕を大きく膨れ始めた。その変身?みたいなのが終わるとまるで威嚇するかのようにその腕を広げ空に向かって
『ワオーーン』
と、雄たけびあげた。そして
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第一層ボスEX『ヴェアヴォルフ』と遭遇しました。
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と、表示が現れた。どうやらここからがボス戦のようだ。ヴェアヴォルフが現れてからどこからともなくオオカミが5匹現れる。これはプレイヤーの人数なのかな?
狙いはそれぞれのプレイヤーみたいだが私達からしたら関係ない。サマーが早速2体ポリゴンに変え、私も同様に2体ポリゴンに変える。そして残る1体はシロンが対処した。ではにゅいは何をしているか?それはヴェアヴォルフが空に何か撃とうとしているのが見えていたため、スキルを使って早速ヴェアヴォルフの背後に周りヴェアヴォルフのうなじに強攻撃をいれた。
それにより、何かしようとしていたヴェアヴォルフの攻撃を停止することができた。
ヴェアヴォルフはにゅいの攻撃により技を止められたためかにゅいに向かってその左手に雷を纏わせた手を振りかざす。
「遮断。」
と、シロンがにゅいを守るためにつかったが一瞬止まったもののちゃんと綺麗に止まらずそのまま押し通そうとする。にゅいもそれに気づいたためか避ける態勢に入っている。
「オールアクセラレーション。そしてオールディフェンスUP。」
と、キラリンが魔法によりバフをかけてくれる。これにより紙一重で避けようとしてたにゅいは余裕で避けることができた。
「ナイス。キラリン。全員気をつけて、爪、遮断できない。」
私は今見ていた状況を、そのまま伝える。体験したにゅいはもちろんサマーも前衛のため各自で避けてもらうしかない。問題があるとしたらあの攻撃がシロンかキラリンに向いたときだ。私はなんとかなると思うけど。
「了解っす。それじゃー発勁からのインファイトっす。」
と、ヴェアヴォルフの近くまできていたサマーは、一瞬のための後、まず発勁で自身と相手の両方の防御を落とす技を使いそのまま連続攻撃を行った。これによりにゅいよりサマーへのヘイトがたまる。次はサマーに向かって電撃を帯びた右手の爪が振り下ろされる。もちろん私も黙ってそれを見ておく訳ではない。私は魔力を溜めていた弓を引き、連射で矢を放つ。
見事に矢は命中して、全ての矢がヴェアヴォルフの右手に当たるそれによりヴェアヴォルフの右手が大きく後ろに下がったことによりサマーも余裕で避ける。
「ハードエフェクトです。」
そして、シロンが攻撃UPのバフをかけてタゲが外れて大技の準備をしていたにゅいが、
「アサシンブロー」
を、叩き込む。これはイベントで最後の試合の時にも使った技だ。見つかってない。もしくはタゲを取られてない場合の時に長い溜めの後に発動できる防御無視の技だ。サマーやにゅい、そして私のサポートによりヴェアヴォルフは3割削れた。一層のボスとはいえそこまでHPは高くないみたいだ。防御ダウンしているのもあるけど。さぁここからだね。




