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52 第一回イベント12

 私とにゅいは急いで戦闘モードにはいる。私は念のために隠れながら、サマーに今まさに大剣で叩き切ろうとしている敵にヘッドショットショットした。それにより、敵の攻撃が一瞬遅れサマーはギリギリ避けれた。サマーの体力を見てみると半分ほど減っておりだいぶ被弾してるのがわかる。シロンも後ろに控えている魔術師?に強制的にタゲ取らされているらしく回復とかできないみたい。挑発っぽい技使われているのかな?





 魔術師?みたいな人と大剣、大盾、そしてハンマーの人を回復してる人とかなりバランスのとれたチームパーティーだ。前衛2、後衛2か。これなら優先順位は後衛だね。にゅいもそう考えたのか隠れながら敵の近くまでいき、先ほど回復した人を背後から叩き切る。そこに私が、間髪入れずに矢を放つ。とどめと思ってもう一発矢を放ったが、今度は魔術師みたいなやつがその矢を防ぐ技を放ち無効化される。





「くっ仲間がいたのか。」





 大剣は一瞬で状況を把握して当たりを見回した。私達の連携により、シロンのタゲが外れて、サマーの回復にうつれた。が、相手のヒーラーも回復してるため痛み分けみたいなものだろう。今までのどのグループよりもつよいのがわかる。





 にゅいがもう一度ヒーラーに攻撃をいれようとしたけど敵の大盾が割り込む。





「アテンション。」





 敵の大盾がそういった。一旦距離を取ろうときていたにゅいの動きがキャンセルされ、大盾に視線が固定されている。挑発の上位技かな?強制的にプレイヤーのタゲを自分に集中させ、距離を取る行動とかも阻止する的な。





 まぁ呑気に分析している時間じゃないよね。条件とかはわからないけど、にゅいも攻撃できるらしく、





「帯電」




 と、いいながら短剣を振る。帯電はにゅいが持っている技の一つで、短剣に電気属性の魔法をまとって敵を攻撃し、相手に電気を溜める。一定量溜まると相手は強制的にスタンにできるという技だ。とはいえいつ発動するかはわからない。人によって耐性度が違うからだ。





 それで反撃した後にゅいは離れる。敵のアテンションの効果もとれたようだ。そして私は今まで弓に貯めていた魔力を、解放して矢を放つ。これで敵の大盾削れるかなと思ったけどそこまで甘くなかった。最初の2発は入ったけど残りは全部防がれた。





 敵ながら流石だね。大盾の使い方わかっている。でも私の狙いはそれだけではない。ヒーラーが回復しようと魔法発動した瞬間その回復魔法を撃ち抜く。見事に回復阻害ができた。にゅいもそれに気づいたのか帯電した状態で大盾を攻撃する。それを妨害しようとした大剣が




「ドラゴンフォール。」




 と、叫びながら高く飛び上がりにゅいに攻撃をしようとする。背後にドラゴンが見えそうな幻想的な攻撃をシロンがなんとか遮断する。ダメージは遮断できたみたいだけどその風圧でにゅいが軽く飛ばされた。だが今まで大剣を抑えていたサマーが解放されたことにより、再び回復しようとしているヒーラーにサマーが、





「インパクトっす。」





 と、技を放った。インパクトはそこまで攻撃力はないがまともに入ると敵を大きくノックバックさせる効果がある。それを魔術師?が、カバー入ろうとするがそこはシロンが攻撃をいれて妨害。私がヒーラーに向けて連射する。残りミリまで追い詰めれた。そこにとどめとサマーがもう一度インパクトのモーションに入っていたが、敵の大剣がそれをさせないと、割り込んでカウンターした。





 見事カウンターがはまりサマーのHPは9割消える。敵のヒーラーは回復しようとするが、せっかくのチャンス逃さないように私が矢を放つ。私は隠れて矢を放っていたがもうおそらくバレているのだろう。敵の大盾が割り込んできた。私の矢は弾かれたが、にゅいが大盾が外れた瞬間に、投げナイフをヒーラに投げているためミリ残しのHPが消え去った。





 敵を1人落とせたが油断はできない。再び何かしらつぶやいた魔術師?がシロンのタゲを集中させている。つまりサマーの回復ができないのだ。私が牽制するために大剣に矢を放つがそれを受けながらもサマーに大きく振り被った。サマーは避けきれずそれをまともに食らう。





 サマーのHPが消え去る瞬間、サマーはカウンターに





「発勁っす」





 と、叫んでそれを鳩尾に当ててからポリゴンとなった。まさかサマーが敗北するとは思わなかった。敵ほんとにつよい。だけど今は悲しんでいる暇がない。ここで全員倒されたら、サマーが負ける前に発勁を撃った意味がなくなる。発勁は自身の防御がかなり落ちるかわりに相手に防御無視の攻撃した後一時的に防御も落とす技。つまり勝利につなげるためにそれを行なったのだ。それを利用しないわけがない。





 私は隠れていた場所からでて近づきながら大剣使いに矢を放つ。それを大盾が守ろうとするが、にゅいの帯電がようやくたまってみたいでスタン状態にはいる。一旦この大盾を無視してにゅいも大剣を切り飛ばす。そして私がヘッドショットを撃ち抜き大剣もポリゴンとなって消えた。





 そして、私とにゅいでスタン状態が溶ける前に大盾を倒す。そこまで来たら、後は楽勝だ。魔術師?を3人で囲んでたおした。





「ごめん。私の判断ミス。」





 戦い終わって私は2人に謝る。サマーにも謝りたいけど、もうサマーイベントステージから退場してるため聞こえないだろう。





「強かったししょうがないと思う。後で3人で謝りいこう。せっかくサマちゃんがつないでくれたんだもん。残りどれくらいかわからないけどできる限り上目指そうよ。」





 と、にゅいが言って、それにシロンも、





「2人がこちらにいてくださって、助かりました。だからセミスミも自分を責めないで下さい。これは4人での勝利です。」





 と、2人して慰めてくれた。私も切り替えなきゃ。それに今はとにかく避けなきゃいけない。私は2人の手を引っ張って大きく後ろにとんだ。今の戦闘で、障害物(巨人)にバレてしまったから。私達が避けた後、先ほどいたところに拳が振ってきていた。





「あ、あぶなー。油断していた。」





 と、にゅいがつぶやいた。私達は急いでそこから安全地帯に逃げ込んだ。それを見ている人が1人いる。最終決戦は、近い。








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