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51 第一回イベント11

 大剣を持ってアハハハハハハって高笑いしてる狂人というモンスターの襲撃には驚いたけど、まだ人型だったため余裕で倒すことができた。これが100組以下で増やされたモンスターなのかな?まぁ普通のプレイヤーと違って全身黒のまるで影みたいなモンスターだったため、遠目からでも判別できる。





 まぁそれは今は置いておいて戦闘が大事だ。メンバーのことも心配だけど、一旦大丈夫だと信じて私は進めるしかない。BEST100とはいえ全員が強いというわけでもなく、今、私が打ち抜いたのは前衛1人だけだった。恐らく仲間はすでに壊滅済みなのだろう。ありがたく私が完全壊滅する。そんな感じでさらに3組ほど壊滅させたらまたアナウンスが入った。





『残り50組です。残り30組になりますと、討伐不能のレイドボスが無差別攻撃を始めます。サバイバル戦もいよいよ最終局面です。生存者の皆様頑張って生きてください。』





 と、アナウンスが入った。どうやら他も乱戦みたいで組数の減るスピードが速い。現状の成績不明なため、どのチームもみんな戦闘に集中してるのだろう。私も内心少しあせりながらも、的確に射抜く。ここで誤射するようなら、なおさら勝利は遠のく。そう思いながらさらに2組倒したあとに






 どーーーーーん





 と、大きな音がなる。そちらを振り向くと、さっきの狂人みたいな黒い影が現れてた。さっきと同じく全身真っ黒でとてもわかりやすい敵だ。そして今回現れたやつはもう一箇所わかりやすいものがある。それはその大きさだ、私がかなり見上げるレベルの大きさ。そして振り下ろされる拳。なるほどこれが討伐不能なモンスターなんだね。





 巨人とか振ってくる拳はもはや隕石とかに近い。そして相変わらずの運の悪さのためか私の近くにポップしている。つまり右側から回っていたけどいつの間にか中心付近に来たのかな?遠く見ても同じようなやつポップしてない。もしランダムなら私の運の悪さを呪うレベルだ。





 とはいえ、あまりのデカさのためか現在私のことを認識してないみたい。これはチャンスかな。私は完全に死角となる場所に居座って敵のグループをキルしながら、その巨人の動きを観察できた。




 そんなことしていると近くに他のメンバーも集まりだした。エリアの中心地はやっぱりここなのかな私がヘッドショットした敵の後ろからにゅいが残ったHPを刈り取りながら現れた。





「あっみーちゃん。調子どうかな?」





 と、にゅいも私に気づいたらしく手を振りながら近付いてくる。





「普通かな」





 私は答えながらもにゅいの近くの敵に矢を放つ。そして挑発もそのまま発動した。これをしたらにゅいから一瞬目が離れるためにゅいがとどめを刺す。





「なるほどね〜。まぁそれはいいとして恐らくここが中心地かな?私がいた方のエリア減少が速くなっていて、慌ててこっちに来たよ。まぁここも安全では無いみたいだけどね。」





 と、合流したにゅいが振ってくる拳をみながらそう言う。その声音には呆れもはいっている。今まで分断とか殺意の高いトラップを仕掛けてきた運営だ。これほどわかりやすいトラップはないでしょ。見つかったらひと貯まりもない。だからこそ、ここが最終エリアなのは呆れもでる。





「それにしてもみーちゃん速いね。ここが中心ってすぐにわかったの?」





 続けてそう質問してきたにゅいに首を振って、





「目の前にポップしてきた。」





 と、簡潔にありのままを伝えた。実際目の前にポップして最初の拳はギリ当たらない位置だったがちょっとでもズレてたら私負けてたとおもう。確定耐えの分を、このもはやオブジェクトとかしてる巨人に持っていかれるのはもったいない。





「あーえっと相変わらずだね。みーちゃん…」





 と、すべてを察したにゅいが発言に困っていると、ちょうどこの位置に近付いてきていた一つのグループが巨人と目があってしまい潰されてた。やっぱり即死みたいで恐らく耐えスキル持ってるであろう剣士だけ生き残った。それを見ていた私は容赦なく弓を引く。少しでもポイントに入るならそれがいい。巨人の2発目が当たる前に私の矢が先にあたり見事にハイエナ成功だ。





 そんなことしていると、やはり残り組数も少ないのか、サマーとシロンもこちらに走ってやってきた。とはいえ私達の姿に気づいているわけではなく、何かから逃げている。結構ギリギリな状態みたい。私とにゅいも様子見から武器を構える。





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