45 第一回イベント5
私はにゅいとサマーが位置についたのを確認した後、後方の方からグループの真ん中当たりを狙って魔力を込めながら弓を引く。
そして、弓を放った瞬間、連射を使う。これで淡い炎の矢も合わせて10本的に跳んでいった。そして見事に矢が数人にあたり、敵が混乱している。私よりもレベルの低い人が何人かいたみたいで、少し人数が減った。そして同様にして、二発目を放った。結構MPはなくなったが、アイテムを見つけるか魔法使いがいたら魔法を撃ち抜けば問題ないため、ここでは遠慮をしていない。
無事に2回目も命中したが、流石に2回目となれば敵にも私の立っている位置が見つかった。私は完全に見つかった時点で、即、挑発をつかった。これにより、敵全員私に視線がこていされる。一瞬とはいえ、それがかなりの隙になる。
あらかじめ話し合っていた通り、にゅいとサマーは私の挑発にあわせて、隠れていた場所からとびだして、いちばん近くの敵をそれぞれ数人ずつ倒す。24人いた敵はもう半分くらいに減っていた。ちなみに私とにゅい、サマーにはシロンよりバフを貰っているためより一層敵を倒しやすい。
そしてシロン自身隠れているけど攻撃はしっかりしている。今も一人しれっと敵を倒した。敵も一瞬で半分減らされたためかこちらに警戒している。と、思ったらひとりが剣を片手に突撃してきた。
「覚悟ー」
と、叫びながら剣で突き刺そうとしてくるが、私は剣をしっかり見てよけて、鳩尾あたりに蹴りをいれる。そして痛みで一瞬止まった敵を見落とさず弓で撃ち抜く。激昂しているやつや何も考えず、ただ突撃してくるような敵には私負けるはずがない。その間にも人数は減っていき、残りはリーダーのみ。
「よくもやってくれたな。」
と、リーダーもご立腹だ。別に話す必要はないけど、
「これもバトル。恨みっこなし。」
と、私は言って矢を放つ。それを剣で矢を弾こうとしていたが、私は一人じゃない。サマーがその剣を弾いて矢が命中する。そして間髪入れずにゅいの攻撃により敵はポリゴンとなり消えていった。
「ふぅ。終了っすね。ちょっと大変だったっすけど全員完全に油断しているタイミングでよかったす。おかげでこちらはMPは使ったッスけどノーダメージっすね。」
サマーが軽く背伸びしながらちかづいてきた。ここまでノーダメできたのも作戦勝ちだと思う。やっぱり先に話していてよかったかも。そうしてサマーと合流した時、疑問に思った。なぜならにゅいが動いていないからだ。普段のにゅいならすぐ駆け寄ってくるはずなのに珍しい。
そんなことかんがえていると、にゅいが近づいてきて、
「ごめん。お待たせ。ちょっとだけ寄り道して良い?」
と、私に言いながら、先ほど宝箱で手に入れた腕輪を見せてきた。最初、手に入れたときより腕輪が光っていてどこか案内しているみたいに1本の線がでていた。急いで私も確認したけど、何も出ていない。サマーやシロンも同じだ。
何か条件があるのかな?とりあえず出ていないなら仕方ないためにゅいの目的地にいくことにする。
「にゅい案内お願い。出発」
私の掛け声に3人全員返事する。こうして24人倒した私達は一気にランキングが上がったのだ。




