42 第一回イベント2
さて洞窟についた私は、洞窟の中を覗く。奥の方に宝箱が見えるだけで敵は見当たらない。私の後に続いてにゅい達も覗く。全員確認した後、洞窟の中にはいった。もう少しで宝箱につきそうなタイミングでカチっと嫌な音が聞こえた。あきらかに何か発動した音だ。
私は振り返り全員に避難と言うつもりだったのだけど、後ろ振り返るともう既に誰もいなくて壁だった。もう既に手遅れらしく、分断された後らしい。振り返った先に洞窟の入り口も見えないため、一瞬で別の場所に飛ばされたといったほうが正しいのかな。
どうせ、進むしか方法はないので私は進むことにした。こういう分断トラップはよくあるトラップである。パーティ全滅には欠かせないといっても過言ではないくらいだ。なるほどだから今回総合はポイント制なんだね。一人でも速く減らすために。
そして、最初に見えてた一本道の半分くらいに進んだ時に、地面が動きだす。敵が出てきたのだろう。私はバックステップを取りながら、様子を見る。動き出した地面は人の形に組まれていき、短剣みたいな武器を両手に持っている泥人形が出来上がった。
もちろん下手に動き出す前に私は弓を構えて矢を放つ。どうやらそこまで強いものではないらしく、泥人形の額にあたり、泥人形は逆再生かのように倒れていった。同じような泥人形をさらに2匹同時に現れたけど、退治するとそれ以外は敵は出てこなかった。
この武器は短剣×2のやつ、ガントレットのやつ、そしてキーボードのやつだったため、この洞窟には恐らくトレス機能が付いているんだね。まぁそれにしても弱かったけど。レベルもトレスしていたらヤバかったかもね。
そうして一本道を進み切ると、私は最初に見えてた宝箱のところに戻された。宝箱を開けようとしてみるが一切動かない。恐らくまだ戦いの途中だからかな。予想が正しかったら3人の方には弓が現れることになる。いくらレベルが弱くてもめんどくさいことにかわりはない。
少しでも距離取られると射程的に難しくなる。まぁ負けるとは思ってない。
「今回のイベントってワンデスで終わりだからさー、罠が意地汚いよねー。まさかの分断とか。」
私が着いてから1分もしないうちににゅいがあらわれた。やっばり泥人形と、戦ってきたのだろう。合流早々文句を言っている。まぁ間違っているわけではない。1デス終わりなら私も罠を張る自身ある。最終的に勝てばいいから。
「にゅいおつかれ。」
私が声をかけると、にゅいは私の横に座った。
「流石ミーちゃん。1番でクリアするとは慣れているねー。」
にゅいが私の頭を撫でてきたけど私はされるがままにしておく。
「相性の問題。」
私がそう答えると、にゅいはそれもそっかー。と納得した。まじで目の前すぐに現れたり遠距離魔法を使ってきたらめんどくさかったかもだけど、ある程度距離があるため必ず私が先手取れる。むしろそんな私と対して変わらないにゅいがすごい。
そして其れから2分後くらいにシロンが戻ってきて、そのすぐ後にサマーが戻ってきた。やはり2人とも弓にてこずったみたいだった。シロンは一発矢を食らいながらも、矢を放った後、次のを出すまでの間に攻撃をいれて倒したらしい。サマーに関してはそのリーチの短さのおかげで、近づくまでに飛んでくる矢を弾く作業があったため時間かかったみたいだ。
そして、4人とも揃ったためか宝箱を開けると事が出来た。中から出てきたのは4色の腕輪だ。
ピンク、水色、赤、白。効果が違うのかなと思うけど、調べても、イベント中はめていると何かに導くかも。としか表示されないようため詳しくは不明。でもさっきみたいな罠とかではないみたい。
「それじゃーセミスミちゃん選んでいいっすよ。自分最後だったから残り物でいいっす。」
と、サマーが言ってきた。おもに敵との相性のせいだと思うけど、サマーからしたらそんなの関係なく単純に速さみたいだね。ここはありがたく選ばせてもらおう。うーんやっぱりピンクかな装備の色合いがピンクのためほかの色にするよりピンクのほうが目立ちにくい。
「うーんじゃー僕は赤かな。シロちゃんはどうする?」
と、にゅいが聞いて、シロンも迷わずに白を取る。
「ふふ。やっぱりここは白のほうが私らしいですよね。はい、サマー水色ですが大丈夫ですか?」
と、シロンは、のこっていた白を手に取りのこった水色をサマーにわたす。
「問題ないっすよ。それじゃーここを出るっす。」
元は宝箱1つ開けるだけのつもりが想像してたより時間かかったけど、4人揃って洞窟をでた。順番的には次は光る場所だ。何があるのかな?




