表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

銅プレート





「坊やたちは銅のプレートね。これは一番下のランクで、町の人はほとんど持っているわ。身分証みたいなものね。次は赤銅<銀<白銀<金<黒金とあってダンジョンでの依頼件数や討伐功績によってプレートの色が変わるわ。依頼完了申請の手続きの時にこの水晶にかざすと自動的に変化する魔術が組み込まれているわ。」








「かっけぇーーーー!すっげなぁ!」







目をキラキラさせながらプレートをかざすトーマ。

これが()()プレートかと耽るルーモス。




「逆に、プレートをかざし忘れたり、他の人に取られたらどうしたらいいの?」




「かざし忘れたらカウントされないわ。ただし、他の人に取られても水晶は反応しないし警報(アラート)が鳴る仕組みなの」






「なるほど、セキュリティがかなりしっかりしているんだね!」







普段とは違う話し方に違和感を覚えたトーマだが、そんなことより目の前のプレートに嬉しい気持ちでいっぱいだった。





「俺!依頼したい!」






「あらあら気が早いわねぇ、そうだわ!新しい採集の依頼があったからお願いしたいわ。ナルクルの森よ。詳しいことはここに書いてあるから、よろしくね」







そう言いながら渡された1枚の紙を受け取り、ナルクルの森へ向かった。






「おっしゃ!行くぞルーモス!」





「はいはい、」






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ