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ある日、その世界の一端で 1

初めまして!現役高校生ライターの後藤皐月です!

今回この話は、もし日常生活の「こうできたら」「ああできたら」といったものを叶えてくれる存在がいたら…という「もしも」の世界を想像したものです。

現在の日本情勢はとても良いものとは言えません。

そんな日本の未来を背負わされてる「若者」の立場をもっと真剣に考える必要が今日の日本には必要だと勝手ながら思っています。そんな「若者」の気持ちが1人でも多くの方に伝われば幸いです。長くなりましたが、僕としては気楽に読んで欲しいなとおもいます!複数作で投稿するつもりなので、読んだ人はぜひ、次もご期待を!!             後藤皐月

「お前今日も塾??」

「おん」

「頑張れよー」

「あんがと」

毎日がこんな調子で今にもネジが狂いそうだった。

僕は今年大学受験を控えてる高校3年生の佐藤優樹

高校生活2年間をほぼバイトと遊びでダラダラと過ごし、今になって下がり続けた評定が痛手となり、毎日5時間以上は塾で勉強、その合間でバイトをしている。そんな普通の高校生だ。

「はぁ、もう夏休みかーー…」

地獄の夏休みまでのこりわずかとなった。

夏期講習の無限地獄である。バイトどころか、遊ぶ予定や旅行の予定からも除外される。いや、そんなことを言っている暇はない。それほどの生き地獄。

しかも夏休みまでわずか、つまり、受験で使う評定もここで決まる。仮に悪くても、絶望を引きずることも許されない。まさに生かさず殺さず。

「ただいまぁ…部屋暑っ!エアコン入ってない!」

マンションの9階、風は通ると言えど、エアコン無しでは30℃を超えてくる。プチ絶望の瞬間だ。

ただ、「この日」は違った。今思えば、「この日」

が全ての始まりだったのだ。

帰ってきてすぐ異変に気がついた。根拠はなかったが、圧倒的な違和感に襲われた。恐る恐るリビングに行くと、ソファーに1人の女性が座っていた。

自分は驚きのあまり、腰が抜けてしまった。なぜなら、4人家族のうち、両親は仕事中、妹はまだ学校にいるからだ。僕は命の危機を感じた。だが、それはすぐに杞憂におわった。それをはるかに上回ることが起きたのだ。その謎の女がこちらを向くと、なんとまあ整った顔立ち、いわばとてつもない美女だった。彼女もとても驚いていた。そして彼女は僕に向かって「貴方、私が?」僕は首を縦に振った。

その瞬間理解した。この女……幽霊!!!……

気がつくと1時間ほど経っていた。一瞬夢オチも疑ったが、すぐにその線はなくなった。起き上がると横で彼女が体育座りで待っていた。空いた目が再び閉じかけていたが、彼女に起こされた。

「気絶しないでー!」

彼女の声を初めて聴いた瞬間だった。

まさかの超絶可愛らしい声!!その声で正気を取り戻し、エアコンをつけ、ネクタイを緩め、ソファーに座った。そして自分も彼女に質問した。

「君は……幽霊なの?」

「うん、私のこと見える人…初めて…」

「うん、俺も幽霊見えるの初めて」

いや、どんな会話やねん。内心そう思ってしまった

「君の名前…教えて欲しい、あと、目的とか」

僕は無性にこの子のことが知りたくて仕方なかった

「私は斎藤日和。私は君のこと……」

「俺のこと……?」

「…君のことを助けにきたの。」

ちょっと期待して損したと思ったと同時に「助ける?」と疑問に思った。僕はこの先に待つ出来事の数々をまだ知る由もない。      〜つづく〜






読んでくださり、ありがとうございます!!

佐藤優樹、斎藤日和、この2人に待ち受ける、出来事とは!そして日和の「助ける」の意味とは?

次の話に乞うご期待!!

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