卍 底辺ナロー作家による創作論的ななにか【遠吠え】 卍
物語を引き締めるいちばん手っ取り早い方法はつまり「カラータイマー」である。
SAO初期が面白かったのは時間制限を設けていたからでしょ?
エヴァの戦闘時間のように、とにかくデッドタイムを設定すればいいのだ。
たったそれだけで物語はギュッと引き締まるのだが、なろうは怠惰の巣窟である。そんな精神的に追い込まれるのは読者どころか作者が耐えられない。
「カラータイマー」とはイコール「主人公の弱点」でもある。
そんなことも忘れた「ULTRAMAN」がどれだけグダグダか見てみろ!
しかしご存じのようにだれもラノベ主人公に弱点を設けたがらない。基本メンタルも物理的にも鉄壁の超人である。
でもやらず嫌いでは一歩進めないのだ。
だいたいプロがそうしてるのに、なろうテンプレばっか踏襲して、そこんとこは真似しないでどうする?
いちばん簡単にスリルを演出できんのに。
ここはなろうだから、というのは逃げである。
それから、主人公は「2番目に強い」と設定することだ。
最強に設定しちゃったら初期のザマァ展開吐き出したあとが続かないよ?
古来、つねに「最強のライバル」がかたわらにいて「越えられない〈かもしれない〉壁」として存在し続けるから物語が回るのだ。姫川亜由美からゴールド聖闘士まで枚挙にいとまがない。そして主人公がなにかの「ワザ」を取得することによってその壁を乗り越えるのが物語だ。
これには「面倒くさい」ではなく「そういう構造に面白みを感じる」という意識の逆転が必要だ。
主人公をピンチに陥れる、ってのは書いててとても楽しいんだぜ?
そういうの鬱展開じゃね?読者も求めないぜ!というのは、勘違いである。
単に書いてるヤツがへたくそなだけだ。
「鬱展開ヤダヤダ」は短絡的なヘイト規制と同じで「あれはやめよう」「これも禁止」とやってるうちに、しまいにはな~んにも無くなる。
死人の脳波みたいな「ピ――――――」というフラットラインである。