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テラス席にて(前編)

   

「釣った魚に餌はやらない、という言葉があるけど……」

「……河田さん、何? また魚釣りの話?」

 ヨウコは右手でつまんでいたストローから口を離し、俺に視線を向けた。


 ここは大通りから少し入った辺りにある小洒落たレストラン。スパゲッティとケーキが美味しいと評判のお店だ。

 俺たち二人は、その店のテラス席で、ドリンク付きのケーキセットを楽しんでいた。

 まだ夕方と呼ぶには早い時間帯で、空は十分に青い。店内の照明とは異なる明るい外の日差しに照らされて、ヨウコは……。

 少しだけ不思議そうに、小首を傾げている。こういう仕草も可愛らしく見えるのは、彼女が俺の恋人だからだろうか。

   

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