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こんな転生は嫌だ。骸骨編  作者: きなこドーナツ
2/3

スキル取得しました...。

 どうやら俺は骸骨に転生してしまったようだ。

 いや、なんでだよ。。。


 だが、今はそんなことはどうでも良い。うん...いい、どうでも...いい。どうでも良くないけど、今はどうでもいい。

 怒ってるかって、怒ってるよ。

 普通、転生っつたら、かっこいいもしくは可愛いだろう。

 ていうか、なんで人外で骸骨なんだよ。転生もくそもあるか。

 まあ、今はいい。起こった事は仕方ないんだ。

 問題はこれからのことだな。


 まずは、ここがどこなのかという事だ。

 とりあえず、現実世界ではないということは確かだ。ということは、異世界なのか?

 異世界に転生したのなら、やっぱり人間がよかったな。

 でも、異世界ならスキルとかだってあるのか。

 すべてを無にする力とか、世界を焼き尽くす魔法とか。中二心がくすぐられるな。


 <取得できるスキルを表示しますか?>


 ん。何今の?。

 頭の中に声?。

 これは、どういう事だ?

 今、取得スキルの表示って言ったよな。

 どう答えたらいいんだろうか...。


 「YES」

 <取得スキルを表示します>


 天の声(仮)に対して同意の言葉を言ってみる。伝わったかな?。

 ちなみに、天の声っていうのは今付けました。だから、仮です。


 その時、自分の前に透明のボードのようなものが浮かび上がった。

 ん、これは成功かな?。

 そのボードに目をやると、多数の文字が書かれていた。

 これ、通じたな。

 うん、どれどれ。


 ・取得スキル一覧・

 

  【鑑定】Lv.1

  ものや人を鑑定し、その情報やステータスを見ることができる。なお、一部のスキル、マジックアイテムにより、妨害される場合がある。

  がある。

   Spスキルポイント -10

 

  【偽装】Lv.1

  鑑定スキルLv.1、もしくはそれに準ずるマジックアイテムを使用された場合に自分のステータスを変

  更することができる。

   Sp -10

 

  【剣技】Lv.1

  剣の技術が上がる。

   Sp -20


  【武技】Lv.1

武の技術が上がる。

   Sp -20


  【自己鍛錬】Lv.1

  自身が鍛錬した分だけ、自身の経験値が増加を発生させる。

   Sp -50


~~~~~


 なるほど、一通り読んでみたが一つの言いたいことがある。

 

 説明ざっくりしすぎじゃね?。

 なんだよ、武の技術って。

 まあ、要するに合気道とか、柔道とかの類なのだろう。予想だけど。

 

 さて、どれを選ぼうか?。戦闘スキルを取得するのは間違ってない気もするが...。

 というか、今の自分のスキルポイントはいくつなのだろうか。

 

 <あなたのSpは現在100Pです>


 お、天の声(仮)の声がした。

 というか、天の声(仮)って心でも読めるのかな。なんかこえーな。

 さて、100Pか。これは下手に使えないな。

 まあ、初めから決まっていたが...。

 


 <鑑定Lv.1 を取得しますか?>

 

 当然。取得します。

 

 <鑑定Lv.1 を取得しました。Spが100から90に減少しました>


 よし、取得できた、かな?。

 え?。なんでそのスキルをえらんだかって?。

 だって、どう考えてもおいしいでしょ。10Pであのスキルはかなりコスパがいい。

 というか、今後のことも考えると、必要だと判断した。

 だって、異世界でしょ、異世界。どんなのがいるかわかったもんじゃない。そして何よりも情報がない。だから、情報を得なければならないのだ。

 

 さて、早速使ってみるか...。

 ん、何を鑑定しようかな?。あ、この植物なんてどうだ?。見たことないし。

 え?。どんなのだって?。

 簡単に言うと、青いリンゴみたいなのがついた大木。

『鑑定』を頭の中で念じる。

 うん?。うまくいったか?。


 『ブルーアップル』

 

 お、自分の視界に文字が浮かんできた。すげー

 うん、そのまんまだね。

 え。これ以上鑑定できないのかな?。

 あ、そうだ。この文字を鑑定できないのかな?。


 『ブルーアップル

   ビーブル大森林に生息している植物。大きいものだと15mを優に超える高さに成長する。

   その植物に実っている果実は昔からキメラの作成などに使われる。』


 おお、成功した。

 やっぱり、2重に鑑定することはできるのか。

 ふうん。これはいいな。

 どれどれ...。

 ここで、ひとつわかった事がある。

 ここの場所だ。恐らく、ここはビーブル大森林という場所なのだろう。

 試しにビーブル大森林を鑑定してみるか。


 『ビーブル大森林

  この世界で最大級の森林。そこには多くの魔物が生息し、未知の植物が混在する。

  そして何より高レベルな魔物が多く、ドラゴンなども生息している。』


 え...。嘘やん。

 ナニコレ?。やべーやん。なんだよ、高レベルって?、ドラゴン?

 自分、骸骨なんですけど。骸骨だよ、骸骨。ほぼ雑魚キャラの骸骨さん。おかしいやん。

 これ、かなりつんだかもしれないな。

 

 待てよ...。もしかしたら、自分超チート説ないか?。

 ドラゴンなんて朝飯前とかないかな?。うん、あるかもしれないな。きっとあるさ。


 鑑定で自分を鑑定してみる。頼む...。


 『スケルトン Lv.1   名前 なし

  ステータス

  HPヒットポイント    50

  MPマジックポイント   450

  物理攻撃力         50

  物理防御力         50

  魔法攻撃力         80

  魔法防御力         70

  平均速度          50

 ・取得スキル・

 「鑑定Lv.1」 「死霊系魔法Lv.1」 「不眠不食」 「完全腐敗」  』


 うん。高いのか低いのかわからないな。

 これは、他の魔物を見ないと何とも言えないな。

 ただ、魔法特化なのだろう。おそらくだが...。

 とりあえず、チートではないな。うん。

 ん?。どんな気持ちかって?。


 ズバリ、知ってた!



 

死霊系魔法 は次回説明します。

 誤字、脱字があればホウレンソウお願いします。

 次回、できたらペット出します。

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