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旅の始まり

初投稿です。

お手柔らかにお願いします。


寺を出てひたすらにさびれた神社を目指していた。

神社には与助が馬を用意しているはず。

与助がいてこその逃亡劇であるが、それにしても変わったやつである。

私の配下ではないのに逃げるというのを手伝う草の者とか・・・。



やがて目的の神社が見えてきた。

いまにも崩れそうな社の前で与助が馬を引いて待っていた。

しかも2頭とか

 「なぜ2頭なのだ」

 「若を逃がすのにわしだけ残るわけにはいきますまい」

 「それはそうだが・・・・」

 「それに若が何をなさるのか興味があります」

 「やくたいもないことを・・・好きにせよ」

与助は、承知しましたと言いつつ笑った。

初めて会った時とかわらず人を引き付ける笑顔である。

とても草の者だとは思えない。


それにしてもなぜ同道するのかわからぬ。

依頼主と請負人というだけの関係であったはずでだが・・・。

用心するに越したことはあるまい。

どこのひも付きか判らぬからな。



しばし休んだのちさびれた神社を出て西へ向かう。

 「ところで行き先は決まっておるのですか」

 「京にでもと思う」

 「何故京に?」

 「人、物が集まれば身の処し方も見つかろう」

 「ではその前に知り合いの所に身を寄せるというのはいかがですか?」

 「ふむ、急ぐ旅ではないし与助に任せる」

 「ならば伊賀の知り合いを頼りましょう」

というと、私の馬の前にでて案内し始めた。


こうして私の旅が始まった。


書きためておりませんので、更新は遅いかと思います。

のんびりおつきあいください。

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