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胸キュンゲッター  作者: まりばな
〜1章目〜
3/5

3話 徠とともに作ります

どこまで徠に騙されていたのか、全く見当もつかないが これだけは言いたい。


「アンタ 喋れんのかいっ!!」

『うん。喋れるよ』


地団駄を踏みたくなるくらい あっさり話す徠をキッと睨んでやった。はぁ、このイライラをどうやって沈めよう。早く続きを書きたいのに!


「もうやだーー…」

『筆者さん?僕まだ 全然活躍してないんだけど』

「やかましい!」


徠がもっと素直だったら、全てが順調に進むはずだった。だが、小説や漫画に使用される主人公の性格は、一度変えてしまえば読者の負担になってしまう。極度に変えてしまえば、そのキャラの行動などに影響し、不安定になる可能性もあるのだ。


「ねぇ、徠。私の声は聞こえてるよね?」

『もちろん。』


ほんとに、今まで何をやってたんだろう。こんなに時間がかかるならもっと早く気付くべきだった。


「なら、そろそろストーリーを進めようか…」

『はぁ〜い。やっと始まるんだね』


無駄話が多くなったが、これも大事な小説の一部。いよいよ 起承転結の「承」の始まりだ!





…とは言ってみたものの、まず胸キュンポイントとは、何から集めればいいのかわからない。


「徠。胸キュンってどんなときに感じる?」

『そうだな…。僕は人それぞれだと思うよ。』


人それぞれ…となると、まずは情報収集が必要だ。数が多ければ その中で共感してもらえるジャンルも増えるだろう。


『僕は男目線から、君は女目線から胸キュンポイントを探すことができる。それを活用させるといいかもね』


徠の提案に私も頷ける。お互いに「胸キュンするな〜」と思うことを共有すれば、情報収集がかなり楽になる。徠を主人公に考えたのも、このことを考慮してのことだった。


情報収集は、誰かに伝えるために最低限必要なことだ。そしてその情報を整理し終えたとき、私たちはそれらを実践して伝えていく、という形になる。


「…ん、待てよ。実践……?」

『そう、実践。…自分で考えておいて 忘れていたのかい?』


この作品を作る前に、私が設定していた 起承転結の内容…。


『君と僕で、本当に「胸キュン」するかどうか、実践するんだよ』


そう、だった。


起 承 転 結のそれぞれに設定をしていたんだ。その中で 承 の部分から徠との実践を組み込んでいたことを今、思い出した。


徠と 胸キュンポイントを 実践しなければ、この作品は完成せずに終わってしまう……


「なんてこったい!!汗」

『筆者さん、どうぞよろしく〜』


考えついた頃の私は愛に飢えていたのか、こんなことを考えていただなんて。…徠は何とも思っていないのか、割と普通のようだ。


ともかく、今しなければならないことを最優先にすべきだ。「転」へ繋げるために 私は気持ちを即座に切り替えることにした。


…しかし、この時もうひとつ設定していたことがあったのだが、私はそれを思い出すことは出来なかった。



こんにちは。まりばなです。

今回のお話は 徠さんと話すことができた@uthorさんでした。作品作りにおいて、まだまだたくさんの課題が残りつつあるようです。


次回のお話は ついに徠さんとともに胸キュン探しへ出発です!徠さんとはきちんとした会話をすることができるのか…


またお時間がありましたら お読みいただけると嬉しいです!

ぜひよろしくお願いいたします!

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