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他人事

平凡な毎日は、突如宿泊研修という名の行事により終わりを告げた。

「お前らにとって初めての宿泊行事だ、浮かれるのもわかるが節度は保てよー」

生徒たちの熱に軽くひきながら担任はめんどくさそうに言い、ホームルームを終えた。

「なあ時雨、今回3クラス交流ってことですみれちゃんと同じ空間にいられるんだぜ」

はしゃぐ陸斗を横目に鞄をとって教室を出る。

初めての宿泊研修で皆は浮かれているけれど、俺は憂鬱でしかない。

宿泊研修委員ってなんなんだよ、内心そう思いながらその委員会に向かう。

柚葉は終わるまで待つと言ってくれたが、いつ終わるかわからないので先に帰した。

こういう仕切ったりしないといけない役割は苦手なんだとぼやきながらもその教室についてしまう。

宿泊研修委員の集まりをする教室。

扉を開けるとまだ誰も来ていなかった。

とりあえず手前の席に腰を下ろして机に突っ伏す。

しばらくすると何人かが教室に入ってくる音がした。

そろそろ先生が来るだろうと頭をあげると3クラス一人ずつ選ばれた宿泊研修委員が二人、隣と後ろの机に座っている。

横にいたのは1組のイケメンモテ男、高橋朔夜。

ちらちらと後ろに視線を向けている。

後ろに座っていたのは3組の上原すみれ。

鬱陶しそうに高橋の視線を無視している。

なんだか面倒なメンバーが揃っているなぁと他人事に考えていた。

後になって考えると全然他人事ではなかったんだが。

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