三冊の神様
『愛の作り手、名付け難しモノ』
クトゥルー・ラブクラフト
ラブクラフトの創り出した神話体系が一つに固まり、混じり合い、1つになったモノ。名を捨てた者に愛を、名に縋る者に狂気を与える。その狂気から逃げる方法は一つだけ。名を、己を捨てることだけだ。名も無き復讐者に、力を。
『唯一無二、全ての上に立つモノ』
聖書の神
人々の信仰によって創り出された虚像の神。虚な神は、他人の仮面を許さない。建前の正義、見せかけの演説、隠れているのは、闇か、虚か。どちらにしても、この神ならば、顕にするだろう。勇気ある反逆者に、好機を。
『話の終着点、絶対の力を持つモノ』
デウス・エクス・マキナ
御話の中で出てくる神様。都合の悪い現実なんて気にしない。1には10を。10には100を。100には1000を。結局は神様が不思議な力でどうにかしてくれました《デウス・エクス・マキナ》。虐げられる努力家に、強運を。