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コーヒーについて

作者: 竹仲法順

     *

 表題通り、コーヒーについて一筆書いてみようと思う。コーヒーそのものは健康にいいと言われている。食後にブラックで一杯ないし二杯ほど飲めば、ガンの抑制作用や脂肪分の分解、成人病予防などに役立つらしい。

 ボクも大のコーヒー党である。食事を取り終えたら、必ず一杯飲む。もちろんブラックで、だ。砂糖やミルクはほとんど入れたことがない。普通にブラックで飲んでいる。ずっとここ十年以上、欠かしてない。習慣なのだ。健康維持のための。

 ホットかアイスかと言われれば、アイスの方がいい。特に今の季節、夏場などは冷たくして飲んでいる。インスタントコーヒーの粉末をグラスに入れて、冷蔵庫で冷やしていた水を注ぎ足す。これを毎食後飲むのだ。

 コーヒーの香りを楽しむという人がいるのだが、そこまで通じゃない。ボクも普通に入っているカフェインやクロロゲン酸などの有効成分を摂取するのに利用している。趣味というよりも、むしろ健康維持に重点を置いている。

     *

 作家はコーヒーを楽しむ人が多い。どうしても原稿に向かっていると、眠気が差すことがあるからだ。ボクもそうである。ずっとキーを叩いていると、疲れる。眠気を催したりするのだ。だから、適度に休める意味でコーヒーを口にする。リラックス効果と作業効率アップのためだ。

 それにしても日本人が家庭でコーヒーを楽しむようになった習慣って、いつ頃ぐらいからだろう?ボクの生まれた一九七〇年代はまだなかったような気がする。当時、お茶は自販機でも売ってたけど、コーヒーはなかったような……、そんな気がするのだ。

 それにコーヒーが健康維持やダイエットに効くと分かったのはつい最近である。前述したようにブラックで飲めば、だ。糖分や脂肪分を入れると、アウト。あくまでブラックで、である。

     *

 それにしても、日本人の食感って、最近変わったような気がする。苦いものでも平気な人が多い。ビールなども昔は麦芽の苦みが敬遠されてきたのだが、今はだいぶ改良されている。飲みやすいように、だ。それに糖質やカロリー、アルコール分などがカットされたものがある。これは本稿で述べるコーヒーのこととは何の関係もないのだが……。 

 要は大衆に受け入れられる飲み物としてコーヒーがあるのだ。昔は高かったものも、今これだけ市場が大きく消費量が多ければ、かなり値が落ちる。ボクもコーヒーの詰め替え用などを買うことがあるのだが、量販店で二百グラム入りで四百円ぐらいで売っている。安い。だから、飲み物として抵抗がない。飲んで健康を維持できるなら、それに越したことはないのだ。

 今は人間も健康をお金で買う時代になった。と同時に、食習慣も変わってきている。ボクも思うのだ。バランスよくがいいのだが、どうしても偏ってしまいがちな栄養を、他のもので取ると。別にそれでいいのである。昔はなかった健康食品や、魔法の飲み物と言えるコーヒーなどがあるからだ。コーヒーイコール嗜好品の時代は終わった。今は健康維持食品である。必須の。

     *

 ここまでお読みになった皆様もコーヒーは健康にいいこと尽くめなのが、十分お分かりいただけたと思う。一日に最低でも三杯ないし四杯ぐらいブラックで飲むと、健康にいい。夏季はダイエットにも効く。夏痩せしたい人はアイスコーヒーをお勧めする。今は何かと健康維持にもお金が掛かる時代なので……。でも手軽に食習慣や生活習慣を維持できる。飲む点滴――、それがコーヒーだ。いいのである。健康的なライフスタイルを維持するには。

 何かよく分からない雑文の類になったかもしれませんが、ひとまずコーヒーに関して一筆書かせていただきました。

 ではまた。

                             (了)



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― 新着の感想 ―
[一言] 自動販売機で缶入り緑茶飲料が発売されたのは1985年以降、ペットボトルはもっと後ですよ。 缶コーヒーは1970年代にUCC、ダイドーがすでに発売済みです。
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