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ep03 ツンデレ系は初なんです。

主人公より悪友の方が出番が多くなっています・・・。

どしよ・・・。

【真生】


「あぁ、寝床どうすっか・・・?」


ソファーでは寝たくないんだがな。腰と首痛くなるし・・・。

柚に聞いてみっか・・・。ケータイはリビングだな。


―リビング―

「おーい、双子!オレのケータイそこに・・・。」


リビングのドアを開けると、

白髪の今日初めてあった少女がソファーで横になっていた。

とりあえず、オレは愛華の寝ているソファーの端に腰をおろした。


・・・ふーん。だまって寝てると幼い顔してるし、カワイイ感じなんだけどな。

性格が・・・あー何だっけ?ツンデレ?とかいうやつっぽいな。でも、コイツで、デレてねぇか・・・。


「おら、起きろ。」


ビシィ!


「いったー!!あんた女の子になにしてんのよ!!」


「『でこぴん』なう。」


「あぁ、なるほど。『いったー』と『ついったー』をかけてると・・・ってなに高度なボケかましてんのよ!あんた!!」


「いや、そこまで考えてねぇケド。」


「うるさーい!」


愛華はそう叫ぶと右手を高く上げてオレの顔めがけて当てようとしてきた。

まぁ、ようはビンタしようとしてきたわけだ。

しかし、

オレはこうみえて、運動神経、動体視力には自信があるし、あるものを習っていたおかげで、簡単によけられるわけだ。


ビュッ!


手が風をきる音がした。

でも、オレは今現在愛華に押し倒された形になっている。


なぜかって?

こういう流れだ。


愛華のビンタ。

オレ避ける、しかし、ソファーによっかかっていたわけではないので、

背中からまともに床へ。

愛華は当たると思ってたのかかなり上体を前向きにしてたらしく、ソファーから落下。

オレの体へ着地。


大体こういうのの後には誰かしらやってくる。


「ただいま。」


ほら、柚が帰ってきた。

すると、柚は目にも止まらぬ速さ?でケータイを取り出し、


カシャ!


っと撮影した。・・・って撮ってんじゃねぇ!


「撮影なう。」


ちょお、まててめぇいつからいた?


「デコピンなうから。」

「はぁ、もういいわ。めんどくせぇ。」


「よくないわよ!どうすんのよあの写真!」


「正確な意見だが、あいつのケータイは理事長室のパソコンとつながってて、自動的にバックアップできるようになってるんだよ。」


愛華は唖然としてポカーンと口をあけている。


「ってわけだ。あぁ、それより柚、オレと双子はどこでねりゃあいいんだ?って冬華がいねぇケド?」


そういって、オレはやっとオレの上からどいた愛華の顔をみる。


「あ、冬華なら零のことみにいくって・・・こっち見んな!」


とこんな感じに、愛華はデレ期にはいりました。

んな、どうでもいいことは置いといて・・・。


「お前らの部屋も2階だぞ。」


んじゃ、いくか。

でも、この家そんな空き部屋あったっけ?


―零の部屋前―

コンッコンッコンッ


2回ノックってトイレらしいんだよね。

だからといって、3回が本当かどうかしらないケド。


「・・・」


返答がないな・・・。


「突入!」


って、おい!柚!カメラにしながらはいんじゃねぇ!


「お~、見かけによらず結構大胆なんだな。」


カシャカシャと写メってる柚をどけてオレと愛華はどうなっているのかを見た。

あ~こりゃたしかにおもしろいことがおこってるな~(笑)

愛華は・・・またポカーンとしてるわ。まぁ気持ちはわからなくわないけど。


だって、零のベットの中に冬華もいるんだからな。


「(パクッパクッ)!!!」


金魚?(笑)


「おっと、愛華。声は出すなよ~。出してもいいが、さっきの写真が学校中に張り出されるぞー。」


この理事長どSだな。


「おっと。」


愛華が倒れてきたのでとっさに受け止めてしまった。

・・・気絶してねぇ?

以外に初なんだな。


「真生、そいつは部屋に連れてけ。場所はお前の部屋の前だから。あぁお前の部屋はこの部屋の隣だ。ちなみに冬華はこの部屋の正面。」


「こいつらはどうするきだ?」


「んあ?このままにきまってるだろう。明日が楽しみだ・・・。」


「はぁ、まぁイイケドオレは関係ねぇし。」


「・・・」


「何だよ。」


「いや、あの真生がお姫様だっこするなんてなぁとおもって。」


「ひきずるわけにもいかんだろ。なんならお前が運べや。」


「無理無理。写メゲッツ☆。」


カシャ!


「・・・。もう寝っから。」


「部屋は大体整理してあるからな。おやすみ。」


「おやすみ。」


ばたんっ!


はあぁ・・・。

オレは心の中で大きなため息をついた。

勢いで零の家にきちまったケド、母さんにしか事情ははなしていない。

父さんは・・・もうオレのことなんかどうにもおもってないだろう。

あとはアイツか・・・。

はぁ、面倒事が増える一方だ。


んなことを考えながらオレは愛華をベットに下ろし、今日から自室になる部屋に戻った。

柚がいってたとうり、オレの荷物は段ボールになって置いてあったり、大きい荷物はもうすでに設置まで完了していた。


さすが、アー○引っ越しセンター・・・。


なんて、関心どうでもいい。

とりあえずオレはベットに横になり、部屋の電気を消した。

そして、寝ようかとおもっていると、


そういえば、オレらアイツ(柚)に弱みにぎられまくってねぇ?


重大な事に気付いたが睡魔には勝てず、オレは眠りの世界へおちていった・・・。




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