頭に降ってきた詩集 淡い春 作者: pan 掲載日:2024/02/20 とうとう来たこの日 気づけば来てしまった日 故郷を離れてひとり立ちする日 実感が湧かない自分に驚く日 玄関を開けて挨拶してくる陽 車の窓から眺める慣れ親しんだ道 空から眺める慣れ親しんだ街並み 降り立った地で見た見慣れない場所 楽しかった記憶を持ってきて 悲しかった記憶は付いてきて これからの期待も持ってきて これからの不安は付いてくる 何事もやってみないとわからない けれども新しい場所に実感が湧かない どうしてだろう 春だというのに、少し寒く感じる