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頭に降ってきた詩集

淡い春

作者: pan

 とうとう来たこの日

 気づけば来てしまった日

 故郷を離れてひとり立ちする日

 実感が湧かない自分に驚く日


 玄関を開けて挨拶してくる陽

 車の窓から眺める慣れ親しんだ道

 空から眺める慣れ親しんだ街並み

 降り立った地で見た見慣れない場所


 楽しかった記憶を持ってきて

 悲しかった記憶は付いてきて

 これからの期待も持ってきて

 これからの不安は付いてくる


 何事もやってみないとわからない

 けれども新しい場所に実感が湧かない


 どうしてだろう

 春だというのに、少し寒く感じる

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