21話
社長「理解してくれた?」
コトミ「よくわかりません」
社長「えぇ…」
―
ヤイバ「なかなかヤバめだったなぁ…」
死んだ回数を数えるのをやめて何回目だろうか。
すでに現実時間だと1日以上経っている。
ヤイバ「これから中ボスなんだろうけど…」
前回に比べて明らかにパワーアップしているだろう。
―
大蜥蜴、ここまではよかった。
機械仕掛けに溶岩溜まり。
尻尾を振り下ろすたびに飛散する溶岩。
風魔法で多少軌道をズラすが…。
ヤイバ「殺す気満々過ぎるだろう…」
土魔法で作った壁も安易に壊される。
ヤイバ「風も土も無駄…これ無理ゲー?」
思考を加速させる。
一旦風魔法で浮き上がる。
振り下ろされた尻尾が溶岩を呼び起こす。
ヤイバ「コトミがやった時の倍以上あるだろう…」
今まで見えなかった全貌が見えてくる。
溶岩を避けながら、壁を走る。
ヤイバ「神経集中しないと難しいな…」
土魔法で足場を作り、壁を走る。
降り注ぐ溶岩の一つを番傘に風魔法を纏わせ、打ち返す。
足に当たってもびくともしないが、頭に当たると少しふらつく。
ヤイバ「三回の法則か…?九回も打ち返すことができるかどうか…」
空中で溶岩を打ち返すのも難儀である。
―
ヤイバ「あり?頭に三回当てたのに…これって…連続で当てないと意味ない感じ?」
『です』
ヤイバ「おいおい…難易度エキスパート?」
溶岩を連続で頭に当てると言うのはなかなか難しい。
ヤイバ「一度でも外せばやり直し…」
足場、溶岩の打ち返しなどやらなくては行けないことがたくさんありそうだ。




