13話
コトミ「疲れた…」
ヤイバ「そうか?結構面白かったけど」
コトミ「体力バカとは一緒にしないで欲しいんだけど」
ヤイバ「言うほどか?」
コトミ「ちゃちゃっとボス倒しちゃってよ」
ヤイバ「ちゃちゃっと倒せるならあんまり今回の方針とは違う気がするが」
コトミ「…」
ヤイバ「はいはい、行って来ますよ」
―
扉の上に回りそうな羽がある。
ヤイバ「あそこに風を当ててっと」
羽は回りだし、扉が開いていく。
コトミ「いってらー」
ヤイバ「今度は何して遊んでるんだか」
コトミ「遊ぶものがないから早くして」
ヤイバ「…」
―
ヤイバ「今度は一体何が出てくるんだ」
庭のような場所に出る。
空は吹き抜け、側面もほとんどない。
あるのは先ほどあった扉…
ヤイバ「扉も無くなってる!?」
どうやら空にどんどん上がって行っているようだ。
ヤイバ「これ…落ちたら死にそうだなぁ」
一応下から上昇気流は起きているんだろうが、なかなかスリリングである。
そして大きな影が上を通り過ぎる。
ヤイバ「ヤッベェな」
鋭い牙に大きな翼、棘のある尻尾。
ヤイバ「どこからどう見てもドラゴンだよなぁ…二面のボスだとは思えないが」
突然の咆哮。体が動かなくなる。
ヤイバ「初手スタンとかやる気出しすぎでしょ」
動かない体のまま、翼が起こす風で体ごと庭の外へ吹き飛ばされる。
ヤイバ「ヤベェって!」
スタンが解け、番傘を開く。
なんとか落ちずには済んだが、ドラゴンはこちらに向けて口を大きく開けている。
緊急回避。風を起こし、逃げる。直後、いた場所は炎の海となっていた。




