11話
暴走が収まったと同時に四方の上昇気流が生まれる。
ヤイバ「これ何秒耐えないと行けなかったんだよ!」
風に乗り宙を舞い、頭に剣を突き立てる。
―
『秒数で言うと30秒ほどです』
ヤイバ「マジか…2分くらいやってたように感じるけど…」
『気のせいですね』
コトミ「別画面で見てたけど30秒くらいだよ。本人だけがわかるやつじゃない?」
ヤイバ「そう言うことね…」
コトミ「ほら、つぎ!」
ヤイバ「奥に行って魔法の取得ね…」
―
艶やかに光る宝石があり、手をかざすと宝石の色が失われる。
光はヤイバに吸収される。
ヤイバ「これで風の魔法が使い放題か…」
コトミ「それじゃ戻りましょ」
ヤイバ「へいへい」
―
ヤイバ「自分で風を起こせるようになったから好きな場所に行けるようになったな」
コトミ「ずっと番傘を広げてても良さそうだね」
ヤイバ「そうだな」
掌の向きで風の方向が変わる。
ヤイバ「まずは一番上から見てみるか」
コトミ「いいかもね」
―
扉から出て上昇気流を発生させる。
一番高いところまで舞い上がり、上から見下ろす。
ヤイバ「全くわからないな」
コトミ「なんとかは高いところに登るってね」
ヤイバ「お前もな」
―
ヤイバ「さて、気になったところから探してみるか」
コトミ「入り口のところで気になるところがあったんだけど」
ヤイバ「長くなりそうだな…」
コトミ「新しいところに行けるようになったらそれだけ楽しみが増えるでしょ?」
ヤイバ「わからなくはない…」




