あとがき
あとがきです。
ある程度長い小説を読んだ後に『あとがき』がないと寂しいタイプなので、書くことにしてます。
①まずは御礼
『弁護士ですが巨大怪獣によって裁判所が破壊されました』
読んでいただいてありがとうございます。四十万森生です。
当初は短編で終わらせるつもりだったんですが、感想などいただいてしまってモチベーションが俄然上がりましてこの長さになりました。
もし感想いただいていなかったら「さて予定通り短編書いたし、次いこ次」となってました。確実に。
感想だけではなくブクマや評価、身に余る光栄なことにレビューなどもいただき、読んで下さっている方がいるなら書こうと。
そう思うのは多分四十万だけではないと思うので、感想やブクマや評価等の力はすごいなと思います。
四十万も読んでいる作品にできるだけ感想を書きたいと思いつつ、いろいろ悩んでやめてしまうことが多いので、もうちょっとがんばりたい……。
②創作のきっかけ
趣の違う小説をいろいろ試しに書いていたところで、「次は何を書こうかなー」と軽い気持ちで周囲の人達に投げてみたところ「怪獣が出てくる法廷サスペンス」という意見をいただきまして。
当初、怪獣描写に文字数食いそうだからなぁと難色を示したものの、もともと特撮も怪獣映画も好きなので惹かれる気持ちが抑えきれず……。
「法廷サスペンスじゃないけど、怪獣の出てくる弁護士モノでも書くかー」となりました。
別に弁護士モノを書きたいというコダワリがあったわけではないんですが、なんか弁護士モノがちょっと多くなってるかな。
③短編の予定だった
怪獣が普通に出てくる世界線で弁護士モノを書くにしても、怪獣と絡まないと面白くないじゃないですか。
それなら怪獣を退治するヒーローでいこうかなと。
そんな話を友達にしたところ、仮面ライダーでも弁護士のライダーがいるからと言われて、そういうのもありかなーと。
どちらかというと日常のターンの中に怪獣退治が入ってくるようなの考えました。
といっても、最初はホントに短編の予定でした。
3話こっきりの。
話の展開から、主人公を関西の人にしましたが、四十万は東京の人なのであまり関西弁や関西の文化に詳しくありません。
「でも短編ならなんとかなるだろ」と思って書き始めたんです。
まさかこんなに長くしてしまうとは思わず……。
その後何度も「なぜ関西を舞台にしてしもうたんだ!」と自らにツッコむのでした。
関西弁変換サイトとかも使いつつ、あとは関西出身の友人などに監修を頼んで何とかしてあります。
さらに四十万は、バトルシーンがあまり好きではありません。
読み手の立場になったときにも、バトルが長いと「ウザいな」と思ってしまうタイプです。
スポーツ試合とか「結果だけ教えて」な人です。最悪です。
ですから、書き手になるときにも自分のような「バトルシーンがウザい」と思う人が読むという前提で、完全にバトルシーンをすっとばすクセがあります。
(『魔王の顧問弁護士』でもソレやってる)
そんなわけで当初の3話は怪獣と戦うシーンすらない。
けど、さすがに巨大人型兵器に乗るくだりや怪獣を倒すところを完全にカットするのはいくら何でも酷いなと思いました(当たり前や)。
それで『搭乗』と『怪獣退治』エピソード2話追加したものの、その時点ではまだ巨大人型兵器の名前すら決めてなかったという……。
ひどすぎる……。
その後、なんか調子にのって続きを書くにあたり、2章も終わる段になってさすがに巨大人型兵器に名前がないのはマズイだろうと思い、名前をつけました。
エクスディクタムです。
④カット癖
エクスディクタムやレイシアさんの名前の話とか、それも本作に盛り込む予定だったんですが、まあいいかと思いカットしました。
既にお分かりのことと思いますが、四十万はカット癖があります。
もともとマンガを描く人なので『ネームは極力少なく!』が身についています。
必要のないものはどんどんカットしていきます。
よそ様の作品を見ていると、400話とか600話とか普通にあって、驚きです。
一体何を書いたらそんなに長くなるのか……。
四十万の仕事での報告書やレポートも、とにかく端的でシンプルです。
活字中毒の人には物足りないに違いありません。
四十万の文章でのコダワリは『一読了解』『するっと入る』『情報量は少なめ』です。
マンガのセオリーです。
するっと読めるように難しい漢字にはルビをふるようにしてます。
そんなわけなので、あまり登場人物の外見に関する描写もないのです。
主人公の国府谷先生にしても、外見の描写なんて「黒髪で短髪」くらいでしたし。
読み手の立場であっても、あまり外見描写がくどいのは想像するのが疲れるから苦手なのです(なんかすごく面倒くさがりだな)。
⑤ヒーローもののお約束
つめこみました。
大好きなヒーローもののお約束を!
流され系主人公!
国府谷先生はしっかり流されてくれましたね!
お人好しで正義感や使命感のあるとても良い子な主人公だったと思います。
ヒーローものならこうでないと。
不遇な運命はともかくとして「とっとと乗って戦わんかい!」と思わせるような反抗的な子は面倒くさいです。
地球の一員なんだから「なんで自分が」とか言わないで戦って欲しいです(すんません)。
そして形式面のお約束!
毎章6話と決めて、必ず1回怪獣を出す!あと裁判所を壊す!このお約束の展開こそが!特撮!!
あと、ヒーローもので四十万の大好物なのがありまして。
それは
『敵の幹部との恋』!!
これがもう大好きなのですよ!
主人公と敵の幹部が惹かれ合いつつも騙したりハメたりする駆け引きをするヤツ。
敵からの勧誘も必須!
最後はガチで戦わせる!!
この展開はすっごくやりたかったので満足です。
レイシアさんは幹部じゃなかったけど。
⑥今後の展開(書かない)
無事、世界中の裁判所は破壊され、本作の最大のテーマは終焉を迎えました。
国府谷先生はあの後も普通に日常を送ることと思います。
レイシアさんは、コアの修復のために「なにもできない」って言ってますけど、できます。
何かするとコアの修復が長引くから「やらない」だけです。
レイシアさんは消滅させちゃおうかなーと思ったんですけど、長い間エクスディクタムのことを待って、復活のために一生懸命頑張って、せっかく愛しい相手に会えたと思ったら拒絶されちゃったわけで、ちょっと気の毒かなーと。
少し地球の良いとこ見ていって欲しいと思ったので、ああなりました。
かなり地球を壊してくれましたし、多分何人もの人を殺しちゃってますけど。
ご都合主義?ナンボのもんじゃい!
ハッピーエンド万歳!
1世紀後コアが修復した後に地球が制圧されないように、国府谷先生には頑張ってレイシアさんのおもてなしをして欲しいなと思います。
ひょっとすると、世界中の裁判所が復旧を果たす頃また怪獣が出て来るかも知れないですね。あの世界線だと。
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怪獣は忘れた頃にやって来る。
掛けてて良かった怪獣保険!
苦戦を強いられつつも戦う国府谷先生!
レイシアさん「情けない。レイシアのエクスディクタムはこのようなヘッポコな戦いはしなかった……」
国府谷先生「なんかすんません」
ナビィさん「何いってんの!国府谷先生はヘッポコなとこがステキなんだから!」
国府谷先生「ナビィさん……ヒドイです」
B・U氏「結果として怪獣を退治できた以上、国府谷先生がヘッポコである点に特に問題はありません」
国府谷先生「なんでみんなして僕がヘッポコなのが前提なんですか……」
――――――――――――――――――
みたいな。
⑦書けなかった小ネタ
・名前の話
エクスディクタムは越論(ラテン語 EX dictum)、レイシアさんは『理由となる核心部分』(ラテン語 ratio decidendi)です。まあどうでもいいです。
国府谷先生がB・U氏やナビィさんから『国府谷先生』と呼ばれるのは、記憶の同期により彼が他人から『国府谷先生』と呼ばれていると分かったからです。
B・U氏は普通に『バックアップ』という名前です。
なお、レイシアさんもB・U持ってますけど、安全な場所にしまってあるから出てこない。
・レイシアさんを妹の茉莉に紹介するシーンとか、一応書いていたんですがカットしました。
「彼女を家族に紹介」するイベントだったんですけどね。
フランスで会わせるつもりだったけど、まあいいかと。
そんなわけでニアミスしてます。
・レイシアさんが国府谷先生を誑かす話
誑かすというか、エクスディクタムの中で完全に国府谷先生を外部と遮断させて、2人きりでいちゃいちゃする場面も書いていたんですけどね。
楽しい場面でしたけど、レイシアさん的にはあまりメリットないなと思ったんでカットしちゃいました。
代わりに幼女のナビィさんと夢の中で会わせたんで。
ナビィさんの外見が「初恋の女の子」なのは、1章での伏線なのです。
・大阪城破壊フラグ立ってたのに、破壊しなかった。
良かったな大阪城。
⑧結び
というわけで、四十万はあとがきを書いてスッキリしました。
さて次は何を書こうかな~(ノープラン)。
⑨おまけ
活動報告に書いた人物紹介、国府谷先生だけですがここにも入れておきます。
・名前
国府谷 彰
・所属法律事務所
国府谷法律事務所
・所在地
大阪府
・外見
黒髪短髪。普通体型。マジメな顔をすれば、なかなかイケメン(本人談)
・性格
流されやすい。お人好しで正義感や使命感が備わっている。日常を楽しむタイプ。
・好みのタイプ
ワリと節操なく自分に好意的な相手にすぐ惚れる。恋愛対象はワリとリベラル。
仲の良い女友達は多いが、好きになった相手に対しては距離感を考えないアプローチをしてしまい逃げられる。
・特技/能力
タコ焼きを作り慣れている。
ほどほどに自炊もする。
彼女に手料理を振舞うのが夢。
エクスディクタム搭乗時→スピニングロッポー、サウザンドクラフトピックなどの武器攻撃。
・好きなもの/人
友達、家族
レイシアさん。
・嫌いなもの/人
足がウゾウゾするタイプの虫系。
ケンカ。
おつきあいありがとうございました!
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