1/62
1 無邪気な夢
怪獣と弁護士モノをあまり意味なく合わせてみました。
裁判所に出廷するのは、正直面倒くさい。
宿題が終わらない小学生が「学校が燃えちゃえばいいのに」と思うように。
そんな無邪気な願望を抱いたのは一度や二度じゃない。
「裁判所がぶっ壊れちゃえばいいのに」と。
もちろん本気じゃない。
もしも願いが本当に叶うというのなら、もっと生産的な願いをするさ。
5000兆円欲しいとか。
まさかよりによって、あんな無邪気な願いが叶ってしまうとは…。
そしてもうひとつ。
子どもが願うような願いが叶ってしまった。
僕はもう子どもじゃないから、今更そんなの叶えてもらっても困るだけなんだが。
守秘義務とかいろいろあって、誰に話すこともできないから
せめてこうやって記録としてまとめてみようと思う。
まずはなぜこの状況にあるのか、さかのぼって思い出してみることにするよ。
友人が巨大人型兵器(名前は後で出てきます)を描いてくれたので挿絵に置いてみました!




