みんな、お待ちかねだよ!えるしー!!
初めて書いたので、色々と至らない所がございますが!よろしくお願いします!
世は現実世界とオンライン上の世界「ホウチ」でできている。
そして、そのホウチにいる、1人の心熱き闘士の短いお話をしよう。
「えるしー」
名はえるしー、時々えるしぃ。
戦闘力48万を誇り、なかなかできない10星神器を備えた闘士である。
得意技は徹夜。現実世界では遅刻。遅刻はホウチの世界では、ただただ「眠い」や「意識飛んでた♡」の発言へと変換される。
ただ、その得意技のおかげで、その働きぶりは凄まじい。えるしーが所属するギルド、百鬼夜行と、そのギルドマスター白鬼の大きな大きな、大きな大きな大きな大きな大きな大きな大きな大きな・・・支えとなっている。
「強くはあるが、優しくもある」
これはえるしーの体を表しているといえる。
ただ強さを求めるのではなく、時として新人に丁寧に教えたり、気遣ったりできる素晴らしい闘士だ。
そんなえるしーにはライバルがいる。
エビやんだ。
エビやんは、43万の戦闘力を誇る魔術師で、得意技はエビ反りと皆から恐れられるメテオ。
エビやんもまた、強く優しい魔術師である。
この2人は、その強さと性格から、アリーナで日々首位争いをしている。2位にされた方はとても悔しがり、すぐに1位を奪還する。
この2人の負けず嫌いさが、ホウチの世界を盛り上げていると言っても過言ではない。
そして、その負けず嫌いさを発揮する場としてもう1つ。ギルド戦である。
2人は勿論別々のギルドだ。えるしーは百鬼夜行、エビやんは水質調査組合。
2人のギルドがぶつかり合う事は数少ない時もあるが、ぶつかればお互い準備に余念が無い。
えるしーは、相手情報やパーティ編成、スキル配置にぬかりがない。そのため、ギルド戦直前になると得意技の徹夜が大連発☆
意識が飛ぶ確率が数段上がる。
そうして、ギルドのみんなにスキル配置や応援の呼びかけを行なってギルド戦に臨む。
個人では、ほぼ敵う人なんてエビやんさんくらいじゃないか、と思うほど強いのに、ギルド戦中のえるしーは、新人と同じようにドキドキしながら見守る。
これがえるしー。
ライバルのエビやんと、コントのように喧嘩しても最後はお互いに「大好きだよ♡」で終わる。
ギルドマスターの白鬼を探して「てんちょ、てんちょ」と猫のように鳴いて廻る。
「自分のことを主人公にしてくれるなら」と言って執筆許可を出す。
これがえるしー。
本人は名言を出して欲しかったらしいが、何せ資料が足りなかった…無念。
まあ、聞きに行くついでに起こせるから丁度いいか。
今頃、意識が飛んで夢の世界に行ってるえるしーを、「戦闘」ホウチの世界に引きずり戻すのには。
色々ご感想等、お待ちしてまーす(*´∀`)