ブタくん へんしん はなへんげ
「絵本ひろば」に投稿した絵本を童話風にしてみました。
あるひ、 もりの ひろばに ブタくんと うさぎちゃん、 サルくん、 クマくんが あつまっていました。
「ふふふ。 ぼく へんしんできるんだよ。 タヌキくんに おしえてもらったんだ」
みんなを まえに、 ブタくんが じしんまんまんに いいました。
ウサギちゃんたちは、かおを みあわせて、 めを ぱちくりさせています。
「ようし、 いくぞ。 みんな みててね。へんげ!」
うでを よこに ふって、 ブタくんが へんしんしました。 ところが……。
「あれ?」
ブタくんの はなが、 リンゴに かわりました。 はなだけが へんしんしました。
「ははは、 しっぱい しっぱい。 もういっかい いくよ。 へんげ!」
きを とりなおして、 ブタくんが へんしんしました。 ところが……。
「あれ?」
こんどは、 ブタくんの はなが おにぎりに かわりました。 また、 はなだけが へんしんしました。
「ははは、 また しっぱいだ。 もういっかい いくよ。 へんげ!」
きを とりなおして、 ブタくんは また へんしんしました。 ところが……。
「あら~?」
こんどは、 ブタくんの はなが おさかなに かわりました。
ブタくんの からだも、 おさかなみたいに すい~っと ちゅうに うきました。
「ようし、 こんどこそ。 へんげ!」
きあいを いれて、 ブタくんが また へんしんしました。 ところが……。
「あれーーーーーっ?」
こんどは、 ブタくんの はなが じどうしゃに かわりました。
ブタくんの からだも、 じどうしゃみたいに ブブーッと よこに うごきました。
「もう! どうして おはな ばっかり へんしんするの! もういっかい ! へんげ!」
ちからと いかりを こめて、 ブタくんは へんしんしました。
こんどこそ ちゃんと へんしんできるのでしょうか。 はたして――。
ドーーーーン!
なんと、 ブタくんの はなが うちゅうせんに かわりました。
ブタくんは、 そらたかく とびあがってしまいました。
じめんに すわりこんだ ブタくん。 あたまを ぽりぽり かきながら、
「ははは、 きょうは うまくいかない みたいだ。 もっと うまくなったら みせてあげるね。 またね~」
そういって、 てを ふりましたとさ。
おしまい
読んでくれてありがとう。 絵本版は「絵本ひろば」で読めます。 そちらもよろしく~。




