さみしがりや
キミに会う前は少しだけさみしくて
キミに会ったあとでは
もっと、さみしくなる
いつから僕はこんなにも
さみしがりやになったんだろう
たぶん、街行く人に聞いて歩いたら
僕がナンバーワンで
さみしがりやだと思ってる
いっそのこと、「さみしがり屋」という名のもとで
店を構えたら
たとえ売るつもりはないけど
(実際に買う人もいないけど・・)
過去のさみしい気持ちは
ショーケースいっぱいに
並んでしまうのだろう
なんか、「さみしさ」は
好きとかいう感情とは
別物のような気がして
僕はずいぶんと悩んでる
明日の晴れ予報
外れたとしても
いまのさみしさはこれ以上増えたりしない
キミの声
聞いたあとに
さみしくなるのは
気のせいと
もう一人の自分が言うように
僕は救われている