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かんたんまおうとうばつ  作者: かんたん氏
5/6

その⑤ まちまでのみち


 魔女のまーちゃん(16歳♀実家は農家)が勇者たちの仲間に加わった!勇者たちは新たな仲間を求め国の外で発展し続ける街を目指す!!


──道中


 整備された道路。たびたび魔獣の襲撃に遭うものの、勇者一行はゆっくりと次の街へと進んでいた。


「オラッ!!◯ね!!オラッ!!」


「うーーーんんんんぅ、たいようぽかぽかでいいひだなぁ」


「…………」


 まーちゃんは魔獣の襲撃のたびに繰り返される惨劇にドン引いていた。


「ねえまーちゃん、まーちゃんはどうしてあのもりぃにすんでるの?」


「いつも言ってるでしょ、森の中は静かだから、魔法の研究に集中できるのよ」


「へぇーーーそう」


「…………」


「…………」


「おい!お前ら友達だって言うわりには会話全然続かないじゃねーか!!」


「まあ……私は一緒にいるだけで楽しいから」


「うんうん」


「はーん、よく分かんねえなあそういうの。ところでお前ら、何がどうなって友達になったん?」


「小さい頃に実家が近かったの」


「そーそー!まえはおくにのそとにくらしててね、でもおくににおみせださなきゃいけなくなってね、でもたまにあってたよ!!だからいっしょにたびができるのたのしいな!!」


「ま、まあ私はクルクルが何かしでかさないか心配の方があるけどね?」


「……何だ、私が入る暇がねえぞこりゃ」


 傍若無人な勇者(人間)でも、絆の間に入り込む事はできなかった。


「お、街が見えたぞ」


「あえ?あれ?おおきいね!」


「噂には聞いていたけれど、へえ。国外の街でもこれほど発展するのね」


「さて……行こうか!仲間を探しに!」


「あい!」「ええ」


 勇者たち、新天地へ!!

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