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18/21

18.帰路の尻へのダメージに怯え、教会がえらいこっちゃで次回決戦の予感に震えている

※ここでやっと出てきた、サニー達の住んでいる領地名。メッシャー伯爵領です。よろしくお願いします。

 

 地面から伝わってくる振動に耐えて半日。


 この馬車も以前浚われた時に乗せられた馬車と同じ幌馬車だったが、私達が乗っている部分には両サイドにベンチが作り付けられていた。

 どこに座っていようが地面からの衝撃がストレートに伝わってくる為正直お尻が限界に近かった。

 長旅をする人は本当に凄い。タフなお尻を持っているのね…


 隣にいるファレノも涼しい顔をしていて強靭なお尻の持ち主らしいことが伺い知れた。


 他の人もそうだ。皆何かと出掛ける機会があるから慣れているのかもしれない。

 私以外にただ一人、ルイスさんを除いて。


 ふふふ。お仲間ですね顰めっ面のルイスさん。

 どうやら修道院に入る前は良いとこのボンボンであったらしいルイスさんもお尻にダメージを負っていた。


 因みに私は何故自分で治癒しないのかと言えば、痛みと酔いに加え揺れるために集中してお祈りが出来ないからだ。

 ルイスさんの主神も治癒の神様ではないようなのでここはファレノだけが頼りとなる。


「ファレノ、ファレノ、申し訳ないんだけど治癒の祈りをして欲しいです」


 ファレノの耳に手を当てて内緒話をするようにお願いをする。


「ふ、良いよ。ルイスもそろそろお祈りしようか」


 部位は言わずとも伝わっていた。


 ファレノをルイスさんとで挟んで改めて座り直すと、ファレノの手が腰へと回され彼は口のなかで祈りの言葉を紡いだ。


 淡い光が掌から溢れ、じわりと温もりが腰からお尻へと広がっていく。う、ちょっとこの温もりの広がり方お漏らしの感覚に似ているな…などと失礼なことを思いつつ治癒の祈りの効果をありがたく甘受する。


 気持ち良い。みるみる内に酷く痛んだお尻が回復した。流石ファレノだ。


「ありがとう。助かったよ」


「毛布を下に敷くと衝撃が少しましになるかもね」


「ありがとうございました。ファレノ先輩の治癒は初めて受けましたが効くのが凄く早いのですね。もう全然痛くないです」


 いい笑顔でそう述べるルイスさんの表情はとても輝いていた。心なしかうっとりしている?


 まあいいや、お尻の回復と共に酔いも治り絶好調である。今のうちに毛布を敷くのだ。




 そんなこんなで最初の夜を迎えた。

 目的地まで順調にいけばあと九日…挫けそう。今晩は村に泊まらない予定だったので、林道から少し開けた場所に夕方のうちに馬車を停めた。


 マカーさんは持ち込んでいた大きめの箱から鍋など取り出していく。

 表では御者のおじさん達が手頃なサイズの石を並べ竈を作っていた。


 私達はなるべく濡れていなさそうな枝を探し集めて回った。

 クーさんがさっと藪に入ったと思ったらいい枝を咥えて戻るなどの活躍をみせた。途中野ウサコも1羽捕まえて来たりして、何だか野生を感じた。


 野ウサコの解体はマカーさんが器用にこなしてスープの具になった。

 日が完全に落ち、辺りは月明かりと竈と焚き火の光、それに馬車にぶら下げたランタンの明かりのみである。


 意外と明るいがこの場所を少し外れると途端に闇が迫ってくる。そんな中、私は尿意を催していた。


 魔獣が出ない分野生の動物が出てもおかしくはないが、幸い今は寒い時期である。狂暴な大型の動物は冬眠している筈なのでそこまで危険はないと思う。


 ファレノはレックス助祭、マカーさんとお話し中。御者のおじさんは馬の世話をしている。


 一人で彷徨いて迷子になるわけにもいかないので、しているところをじっと見てくるけどクーさんに一緒に付いてきてもらおうと決め、彼の姿を探す。


 いつもピタリとくっついているか少し離れた場所から見ているかだったので、名を呼びながら辺りの目をやった。


「クーさんや~、おーい、どこのいるの?」


 荷台の中から音がしたので覗いて見れば、いた。

 ルイスさんと一緒に居たようだ。珍しい。

 彼はどうやら眠っている様だった。熱源のない荷台の中はとても冷える。湯タンポ代わりに側に居てくれたのだろうか。


 このまま寝させて良いのだろうか。一旦私の毛布も引っ張り出して掛けると急いで尿意の解放に向かった。


「……はぁ~~、寒っ」


 湯気が立つ様子を満足げに見るクーさんを、極力目に写さないように注意をしつつ、無事達成する。


 皆はいつ済ませているのだろうかと思いながら元の場所へ戻るとファレノ達も話が終わっていた。


 どうやら領主一家の詳しい様子を聞いていたらしい。

 ファレノは後でクーさんにも話すと言って今晩は寝ることにした。

 御者のおじさんの一人が不寝番をしてくれるようで、皆で焚き火を囲んで寝ることになった。


 ルイスさんが荷台で寝ていることを伝えると、クーさんが再び湯タンポになってくれることになり、毛布も二枚あるのでなんとかなるだろうという事だった。


 私は自分の分の毛布がないのでファレノの胸元に抱えられるようにして寝ることにした。


 この体勢はとても暖かいけどちょっとアレな事を思い出してしまい恥ずかしくなったが、前方を焚き火、後方を彼の体温で暖められ私はあっという間に眠りに落ちた。




「あっ貴方達、不潔ですよ!そんなに引っ付いて寝て!」


 ファレノ先輩まで受け入れないで下さい!などというどこか懐かしい気のする罵声を浴びて朝を迎えた。


 良く寝た。超熟睡ファレノ効果が半端ない。


「おはようございますルイスさん。今朝も寒いですね。ってまだ暗いじゃないですか。」


「うぅ、サニー…軽く朝食をとったら出発、だよ」


「おはようファレノ。良く眠れたよありがとう」


 んーん。と寝惚けた返事を返す彼の腕から抜け出し朝の尿意の解放へと向かう。勿論クーさんも付いてきてくれた。まだ暗いからね。


 スッキリしたところでレックス助祭が水を出してくれて手を洗う。


 いつものお祈りを捧げて、朝ご飯は携帯食料の固いパンにマカーさんから貰ったジャムを付けて食べた。

 とても美味しかった。街で購入したらしくお土産に沢山買ったからと一つを開けてくれたのだ。

 私も次に旅に出る機会があれば持っていこうと心に決めた。




 と、このような日々を繰り返し、時に村に泊まりながらも何とかサンカイ地方レトルバーリ男爵領まで辿り着くことが出来た。


 本当に旅をする人の偉大さを知った十日間だった。帰りの事は考えたくない。


 さて、男爵領に入った途端にルイスさんの様子がおかしくなった。

 彼は座っていられずに苦し気に呻き踞りだしたのだ。


 クーさんの方を見れば、何だか悪そうなお顔をしていたのでそういうことなのだろう。

 レックス助祭が急いで聖水を作り飲ませた所、ルイスさんは落ち着きを取り戻した。


 その際身体から黒い霧が出ていたことからも領内に領主家の者が居ることが害される条件になるのだろう。


 そう、ルイスさんは元は領主家の四男であったのだ。

 元々ある問題を抱えていたルイスさんは十二歳になる年に修道院に入れられ、そちらで聖職者になるべく勉強をすることになった。

 しかし、男爵領には修道院がなかった為、そこから一番近い子爵領の方の修道院に入れられた。

 だけれど、そこで一悶着あり今の伯爵領に転院してきたという事だ。



 彼が二年弱離れている内に実家が悪魔に目を付けられじわじわと追い詰められていた。

 追い出された身の彼としては実家など知ったことではないと強がっていたそうだが実際はとても気にしていたという。

 今回無理矢理付いてきたのも家族が心配だからであった。


 ファレノが彼を介抱しながら聞かせてくれた。人って色んな事情を抱えて生きてるんだな、と思った。


 彼が元々抱えていた方の問題が明かされる事はなかったけれど、私が聞いていい話でもないのだろうと深入りするのは止めておいた。

 ファレノの同情的な視線でおおよそは察せれたっていうのもあるけど。





 町の入り口で身分証を出し教会までの道すがら辺りを見回すが、領内の様子は至って普通の田舎町といったところで領主一家以外は平和に暮らしているように見えた。


 私は小さな声で胸に抱えるクーさんに話しかけた。


「クーさんにはもうどこに悪魔が居るか分かった?」


 クーさんは可愛らしくこちらを見上げてキャン!と自信満々に一声鳴いた。うーん、良い声。


「うわ、何でそのポメポメそんなに鳴き声が低いの?本当に気持ち悪い」


 少し回復していたルイスさんは大袈裟に肩を震わすと私達から距離を取った。今初めてクーさんの鳴き声を聞いたんだっけ?

 まあ、その気持ちは分からなくもないけど慣れると心地好くなるからね、この低音。


「良い声でしょう。きっと世界中探してもこのポメポメだけですよ。毛色も鳴き声も唯一無二ってやつです」


 旅の間、散々この温もり(もふもふ)に救われてきた貴方(ルイスさん)もそろそろ慣れても良い頃では?いつまでも失礼な態度をとるのは如何なものかと思う。

 という気持ちを込め語る。


「まあまあ、ほら、もう教会に着くよ。挨拶しなきゃ」


 そう促されて外の様子を見れば、成る程教会だ。だが何かがおかしい。

 違和感を覚えつつ止まった馬車から降り立つとその正体が分かった。


 聖の気配がまるで無いのだ。教会とは名ばかりの建造物は寧ろ見ているだけで鳥肌がたった。


「クーさん、これ…」


「キュン、クゥウ、アン」


 成る程分からん。しかし雰囲気的にここがこの状態なのは大分と不味いというのは伝わってきた。


「ファレノ、ルイス、サニーはこれを。マカーさんも一応聖水を飲んでから入りましょう」


 レックス助祭から渡された聖水を口に含むと不快感が弱くなった。

 マカーさんは美味い水やなぁと感想を述べていた。


 私達教会関係者が歓迎されていないのは明らかだった。

 私達はレックス助祭を先頭に、順番に教会内へと入っていく。ルイスさんは少し顔色を悪くしながら聖堂に足を踏み入れた。


 聖の気配を感じない教会は不気味その物だった。いやに静まり返った所に足音だけが響いている。


「すみません、私達はメッシャー伯爵領の教会から来た者ですが、こちらの責任者は今どちらにいらっしゃいますか?」


 レックス助祭が聖職者の一人に声をかけていた。

 その間私は回りを見て、聖堂に並べられた内の一つの椅子の下が何故だかとても気になった。


 ファレノの袖を控えめに引っ張り視線を促すと、クーさんの方にも目をやった。

 にまりと笑んだ表情を浮かべたクーさんの反応を見るにやはりあそこに何かがあるようだ。

 私達はそう認識し、どこかのタイミングであの椅子の下を見てみようと頷き合った。


「あらあら、貴方方どこからいらしたんですか?」


 そこへ外から入ってくる人物がいた。


「あ、メルク助祭お帰りなさい。この方たちはメッシャー伯爵領の教会から遥々いらしてくれたんです。何か大事な手紙を預かってるみたいで」


 先程レックス助祭が話しかけていた聖職者の方が答えをくれた。

 彼女はメルク助祭というらしい。身体のラインが出にくい服にも関わらず、その胸部の盛り上がりは隠れることなく存在をアピールしていた。


 私はあまりじろじろと見ては失礼だろうと頭では分かっていても、ついそれを目で追ってしまっていた。だって歩くだけで、ぼんよよんぼんよよんと縦横無尽に揺れてるいんだもの。わ~…はぁ、しゅごい。


「初めまして、メルク助祭。私は東のメッシャー領の教会で助祭をしています。レックスという者です。

 この度は急な訪問で失礼致しました。至急お伝えしたいことがありこちらに参りました。司祭様はいらっしゃいますか?」


「メルクです。レックス助祭、ご丁寧にありがとうございます。ただ残念なんですけど、うちの司祭は今留守にしてるんです。

 司祭が帰ってくるまで何かあったときは私が話を聞くよう言われていますので、まあ、立ち話もなんですから奥へどうぞ」


 作り物のような笑顔を浮かべた彼女はレックス助祭を奥の部屋へと案内していった。

 お付きの私達はここで待機するようだ。


 ルイスさんの顔色がどんどん悪くなっていく。ここに長居をするのは得策ではないだろう。


 側にいた聖職者の人に声を掛けて私達は一旦教会から出て外で待つことにした。

 しかし、レックス助祭も心配なのでクーさんにお願いして様子を見に行ってもらった。彼なら万が一何かあっても対処が出来るから。



「レックス助祭が何かされそうになったら助けて欲しいです。お願いします」


「フッ」


 クーさんは私に鼻息を掛けてから、颯爽と出発してくれた。



「さて、その辺にでも座って待っとこか。坊っちゃんの顔色も悪いし、ほんまにこの土地があかのやなぁ。すんません。」


「ううん、マカーは気にしないで。ここに来たのは私の意思だし。それに坊っちゃんって呼ぶのも辞めて欲しい。私は今はもう只のルイスだし…」


 二人で弾まない会話をしているのが聞こえてくる。


 寝たきりになった領主がいよいよ危ない。

 長男も次男も弱る一方で、三男はこの土地を離れ留学しているので恐らくは無事。

 長女や次女も嫁いでいるのでこれもまた無事でいるだろう。

 正妻は領主程ではないが臥せっている。第二夫人は今日明日も知れぬ状態。


 ここまで聞いて、ルイスさんの口から動揺の声が漏れた。


「第二夫人が、母がもう死にそう…そ、れは、十日前にその状態なんやんなぁ?会わせて貰えへんやろか…一目だけでも」


「そうですね、家族ですし入れてくれると思います。一度お屋敷の方に行きましょか」


 緊迫した空気が流れる中、良い鳴き声が響き渡った。


「キャンキャン」


「クーさん何かあったの?」


 足元でくるくる走り回るクーさんを胸に抱え移動してから内緒話をする。


「あの助祭は魂を縛られ操り人形にされていまシタ。レックスさんも危うい所でしたので、彼を気絶させてから人形の方は閉じ込めておきまシタ」


 仕事の出来る男、クーさんに感謝の気持ちを込めて撫で擦る。

 メルク助祭があの状態ということはもしかしたらここの司祭様も無事ではないのかもしれない。


「クーさん、この後領主館に行くことになりそうなんだけど、本命がそっちに居るとしたら私達のことはもう気付かれているのかな」


「奴は獲物と決めた者を手を散々にいたぶってから殺すのが趣味なのデス。こちらに気付いても見て見ぬふりをして、妨害(それ)も余興とするでしょうネ」


 クーさんは少し目を閉じてこの先予想される事を続けて話した。


「彼の母親が危ないのでしたら恐らく彼女を餌にして息子に苦しむ様を見せ、息子を精神的に追い詰め殺してから、その様子を見せ付けられ絶望した母親を魂もろとも食べる、とかしそうですネ。

 息子の方は聖職者としてはまだ未熟故に魂は捕らえられ身体は人形にして再利用しようとするでショウ」


 あ、悪魔だ…えげつない事をさらりとやってのけようとするのが本当に怖い。

 何としても阻止しなければ。


「それには先に教会の汚されたシンボルを聖浄した方が良いでしょうネ。一時でも安全な場所は確保出来た方がいいデス」


 という事で、バラけるのは危ないので領主館に行く前に先程気になった椅子の下を探ることにした。


 気絶させられていたレックス助祭を起こして簡単に事情を説明し、聖水を作ってもらう。

 母親の安否に気が持っていかれているルイスさんには悪いがファレノに説得してもらいこの場に留まってもらった。



 聖職者の方にもこの教会の状態を話して協力を仰いだ。


 重い椅子をずらすと床板に僅かな隙間があり、そこに火かき棒を突っ込み板を剥がした。

 その暗い空間には僅かに白い物があるように見えた。

 ランタンで照らせば赤茶けた汚れの付いた聖なるシンボルが無造作に放置されていた。


 僅かに異臭を放つそれを布を使い表に出すと、レックス助祭がその場で聖水をぶっかけ始めた。


 頑固な汚れに見えたそれは嘘のように流れ落ち黒い霧となって散っていった。

 遠慮なく聖水をかけた為、床はびしょ濡れになっていた。


 一緒に様子を見ていた聖職者の方は酷く驚いた顔をしていて、話を聞いてみれば、そのシンボルは歴代司祭様が厳重に保管しているものでこんな所に放られているべき物ではない。何故それがこんな床下から出てきたのかと。


 恐らくは悪魔に操られたメルク助祭辺りがやったのではないかと思われたが、司祭様が行方不明なことも相まって確信は持てないので一先ず結論は先送りにして然るべき場所に仕舞ってもらうことにした。


 しかし、肝心の鍵が見つからず剥き出しのままで所定の位置に安置しておくことになった。

 勿論見張りを付けてである。

 この教会の聖職者が聖水を飲み体内を浄化した者が三人でお互いに監視し合う形で落ち着いた。

 シンボル自体も一定時間毎に聖水で清めておけば徐々に力を取り戻す筈である。

 レックス助祭がこの場に残り浄化作業をしてくれる事になった。


 これで教会の事は、諸悪の根源を絶てれば取りあえずの難を脱したと言えるだろう。


「これで一先ず教会がその機能を取り戻す事が出来るようになりました。後は時間が必要ですけどね」


 レックス助祭は少し草臥れた様子で話す。聖水を大量に出したために疲れが出てきたのだろう。因みにこの先も出さなければいけないので休む間がない。強く生きて。


 さて、ではいよいよ領主館に向かう時が来た。


 時刻はとっくに昼を過ぎ夕日が出始めていたが、のんびりしている暇はない。



 短期決戦で強行突破と行きましょう!と謎にテンションを上げてマカーさんとファレノ、ルイスさん、クーさんと私で馬車に乗り込むと、いざ領主館へと突撃をキメた。








続く

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