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人間、宇宙人説。

作者: 死馬奇大造

 生物を育てるのに最も適している環境であった『惑星C』に宇宙生物『N』を放ち、どのように成長していくのか、その道程を見守る実験を開始した。『N』は自我を持ち始め、大量繁殖し、『惑星C』を住みやすい状態へと作り変えていった。不思議なことに繁殖した『N』は、面白い疑問を持ち始めた。「宇宙に生物はいる?」「いつか宇宙生物に侵略される?」などだ。『N』は予想以上な成長を遂げており、いよいよ宇宙に興味を持ち始めた。そろそろ実験が終了してしまいそうだ。生物を育てるのに最も適している環境であった『惑星C』に宇宙生物『N』を放った結果。『惑星C』を予想以上の早さで侵食していったが、環境を壊していき自滅。『N』が宇宙生物であることを忘れ、更には『N』以外の宇宙生物が侵略してくると考える始末。要するに『N』は宇宙生物という自覚を失っていたよう。宇宙に興味を持っていたようだが、終末まで我々の存在に気づくことは出来ず。実験結果━━失敗。以後、『惑星C』を『地球』。『N』を『人間』とする。

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