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接収

降伏した米軍艦隊は全て接収鹵獲する事になった。

>陛下曰く、勿体ない。

陛下の神力で曳航する事無く、母港に戻し改造し日本籍にするそうである。


接収前に米軍旗艦、戦艦ワシントン号で敵戦艦大和からタグボートが下され降伏の確認が行われる事になった。


そのタグボートに乗る将官を見てハルゼーは心臓が止まりそうになった。


「あ・・・アレは・・。アドミラルトーゴー。」


1934年、ハルゼーも彼の葬儀に参列したのだ。

憧れの偉大な大提督の葬儀に。

写真も多数持ってたので間違えるハズも無い。

そして隣が・・・憎きヤマモトfifty-sixth !!


JAPにナニが起きたか知らぬが、異常な事が発生したのは間違い無いだろう。


炎上を消火し傾いてるワシントン号にラッタルが下され、敵の将軍を迎え入れる。

さすがに降伏後に敵とは言え、将軍を撃つバカ兵士は居ない。


「これより降伏の義を行う。

米軍総司令官、ハルゼー閣下。我が軍門に下る事に相違無いな??」


「ハイ。我が艦隊は成す術も無く貴艦隊、並びに航空隊に敗北しました。

少なくとも本海戦では負けました。」


「ウム。我が国家は神が降臨し、艦隊並びに兵も降臨した。

ワシも黄泉から呼び戻され、再度帝國に奉公する事になった。

米国は膨大な資源と兵力でわが祖国を蹂躙したが、我が祖国は神の慈悲に寄り蘇った。

ハルゼー君よ、帰国したら大統領に告げたまえ。

我が帝國は祖国防衛に徹するがサイパングアムまでは取り返す。

そして絶対国防圏に敵対兵力を入れる場合は滅ぼすとな。」


東郷の迫力にさすがのハルゼーも息を飲んだ。


「そして艦隊は我が海軍が全て接収する。帰国には輸送船を寄越すので、それで帰国せよ。」


「ハハァ~~!!」


ハルゼーは生き残った兵士と一緒に戦死者を海葬に処し、清掃を出来る限り行い、

日本海軍に譲渡した。


代わりに3隻の大型輸送船が日本から寄越されそれに乗り換え帰国の途に就く。

接収された艦隊は一瞬で消え・・。


嗚呼、本当に負けたのだな・・。

そして艦隊を全て喪失したのだな・・。


ハルゼーは消えた艦隊の方向を向き男泣きした。


輸送船は半旗の星条旗を掲げ、一路本国に帰国。

負けた将軍として更迭されるかと思ったが、その頃には・・・・。


ハルゼー凹負けです。

次回、沖縄を取り戻せ!!

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