反攻作戦開始。
チートアリなので出来るムチャです。
ただし前作同様、活躍するのは現場です。
ヒロリンは補給係
ヒロリンの頑張りで帝國の全国の航空基地や艦隊基地は活況を帯びてた。
新鋭機烈風は黄泉から帰って来た隊員や歴戦搭乗員に撚り、操縦説明訓練を繰り返してた。
>複座型も設置済。
元特攻隊員も離着陸訓練だけは受けていたので、飛ばす事は可能。
ジャイロで制御し、オート着陸装置で自動着地出来るのだ。
なので素人でもある程度烈風を制御出来るのです。>ドローン技術流用。
艦隊は大和、武蔵、長門、陸奥を筆頭に空母も武装燃料満載。
旧第一航空艦隊の艦載機は全て烈風11型。
空母信濃を旗艦にして、赤城、加賀蒼龍飛龍、その他全ての空母がアングルドデッキにカタパルト装備。
そして舷外エレベーターである。
レーダーは当然だし戦闘機にはGPSナビとジャイロ搭載。
雲に入っても迷う心配は無いし、平詳感覚を失う事も無いのだ。
>GPS衛星は未来のアメGPSをパクって来た。
後は硫黄島を取り返したら衛星発射基地にする予定。
空母総司令には戦死した山口多門が総指揮を執る。
飢えてた全国民には神力で大量の米、生鮮食料品、嗜好品を支給済み。
そして子供のオヤツ(ポテチ等)が各家庭に・・。
捕虜は総員、各国に神力で送還し帝國に居た三国人は全て祖国に返還したのだ。
満州等に居留してた居留国民は全て帰国させ、神力で山を削り田畑、プレハブ住宅を一家に与えた。
おかげで満州は喪失したが、祖国で田畑を得て生活拠点を得たのだ。
>日本は山が多いのでもし山を更地に出来ればかなりの国土が開けます。
山を削った土は皇居に江戸城を構築し、帝都のシンボルとする。
また沿岸航空基地の滑走路延長、呉などの防波堤などいくらでも使えるので、
山を削っても土が余る事は無かった。
ソ連が侵入した事で逃げ惑ってた満州臣民は全て一瞬で国内に転移。
皆、大喜びである。
そして長い夜が明けヒロリンは国民向けに玉音放送を開始する。
時間は朝八時。
壮言な君が代が流れ(しかも明瞭鮮明に)・・。
「ただ今より天皇陛下様の玉音放送が始まります。
総員起立!!黙とうせよ。着席。
それではただ今より放送開始します。」
「朕の家族たる全ての臣民に発す。
朕は裕仁なり。
我が帝國は米帝の戦略に撚り甚大な損害を得ておる。
だがコレでは帝國は滅びると案じた神に撚り朕は神力を得た。
その力に撚り帝國は蘇った。
帝國は膨大な嘗ての力や戦力を過去未来から得ておる。
各家庭には充分な食料を支給済である。
また赤紙で徴収した各家庭の大黒柱の尊父は復員済である。
各自家庭を守り、帝國を支えて欲しい。
そして各居留地に在住してた臣民も全て朕の力で帰国させた。
住む土地は朕が山を更地にし、田畑、住宅を各自に与えた。
軍は機密ではあるが往時の戦力を取り戻し、即時、沖縄を取り戻せるであろう。
また各都市は空襲の被害を回復できる様に膨大な資材を配備し旧関東軍を解体し、
帝都再建部隊を配備し、各地にも配備する。
廣島、長崎に付いては我が神力にて往時の姿を取り戻し罹災者も8月6日以前に巻き戻しておいた。
逆に無能な指揮官を排除し優秀な指揮官、指導者を配備した。
ポツダム宣言は昨夜、全世界に拒否すると発した。
熾烈なる米帝の攻撃が来ると思うが我が新鋭機を大量に配備したので案ずるな。
また強力な艦隊も再建済である。
朕は神となり帝國臣民を守る。
済まぬがもう少しだけ耐えて欲しい。覚醒するのが遅れた事も詫びる。
朕は祖国を守るために過去未来の帝國の総力を全てこの闘いに遣うと宣言する。
臣民よ、家族、祖国を守るためにもう一度協力して欲しい。
そして憎き欧米を追い返すのだ!!」
アナウンサーは再び起立礼、を言い放送終了を告げる。
朝八時に始まった天皇の玉音放送は全国民が傾注し、受け入れられた。
活気のある陛下の玉音で全国民は歓声を上げた。
各家庭の大黒柱は既に帰宅し、奥方子供は大喜び。
米や生鮮食料も大量に配備され、餓えから解放されたのだ。
朝から銀シャリを炊き、天皇陛下万歳と言いながら腹を満たしていた。
軍隊も兵士が蘇り、眼前には新鋭戦闘機や戦車、戦闘艦が並び、そして物故してたはずの・・。
「総員、戦闘配備に着け!!皇国の荒廃この一戦にアリ!我は東郷平八郎総司令ナリ!!」
なんと!!世界の提督。
東郷提督が帰って来たのだ。
彼の復帰に撚り今までの海軍の指揮系統が一本化され、膨大な艦隊、戦闘機は全て東郷が指揮するのだ。
>知られてませんが、日本海海戦でも東郷提督は無電(トンツー式)を駆使した方です。
蘇った多くの兵士や士官は既に艦の仕組み詳細を心得てた。
そして出航準備に大わらわである。
艦隊は錨を上げ、烈風はプロペラを回し轟音と共に蒼空に駆け上る。
常に蒼空には幾多の膨大な烈風が在空し、群青の海には蘇った艦隊が。
B29がバラ撒いた機雷は全てヒロリンが一夜で排除済。
そして海辺には・・未来の陸自戦車が配備され防衛戦を配備してたのだ。
総指揮官はもちろん。。
「我は乃木 希典ナリ。これより陸軍は我が指揮を執る!!」
何と明治大帝に殉じた乃木 希典大将が蘇ったのだ。
ボンクラ陸軍の将官は全てダメ出しされ指揮権はく奪され、下士官兵から登用する始末。
大荒れとなる昭和20年、8月15日の朝が明けたのだ。
次回、米帝との激突!!