超重爆撃機出撃!!
前話の続きです、
帝國は活況となってた。
陛下の神力で国土は拡大。
線路が広がりどんな田舎でも電車が通り、故郷から仕事に出勤出来る国になった。
ここ中島航空機は群馬県を中心に巨大産業となり、新鋭重爆、富嶽を量産してた。
実史では幻となってた重爆だが、ヒロリンの神力で実現。
設計図は中島知久平の富嶽を拡大し、B52とボーイング747のアイの子みたいな巨大機となった。
エンジンはモチロンジェットエンジン。
最大速度マッハ1,0と言う高速を出し、超高空飛行&GPS爆撃と言う未来の爆撃機となるのだ。
既にB29は過去の遺物となり、例え独逸のMe262でも迎撃は不可能。
今の時代なら世界最強の重爆。それが富嶽だ!!
「陛下、ありがとうございます。
陛下の神力があってこそ富嶽は完成しました。」
「ウム。だがまだまだ闘いは続く。
臣民や軍、工場の民には苦労をかけるが・・。」
「いえ、臣民も喜んでおりますとも・・。
陛下のお力で三流以下の国家に成り下がる国だった帝國が再起出来たのです。」
「知久平・・。」
「陛下、どうかご自愛して頂き、今後も帝國を導いて下さい。」
巨大な富嶽を前に陛下と中島知久平は語り合ってた。
完成した富嶽は中島航空機近くに建造された巨大な飛行場から次々に飛び立ち作戦機となる。
敵対する要地に侵入する重爆は敵側には招かれざる客。
当然、盛大な歓迎を受ける事になるので敵を寄せ付けない高度から訪れる事にする。
技術が発展すれば富嶽もすぐに旧式化するだろう。
空の要塞と呼ばれたB17も欧州では相当数が撃墜されてる。
だがそれでも負けないだけの補充があったからこそ欧州では勝利出来たのだ。
我が帝國もB29の空襲で国土が焼土となり原爆も投下された。
オイラが覚醒し、帝國を盛り返したからこその今だがね。
なので富嶽は一時的な期間のみ活動して貰う。
恐らく近い未来に独逸技術流入で高高度も絶対的では無くなるから。
まあその前に敵陣を破壊しまくるけどね。(;^ω^)
ラインアウトする富嶽は続々と松代基地を経てサイパンやグアム、硫黄島に配備。
太平洋中部から米本土を網羅する事になるが、手始めに真珠湾壊滅。
「テメ~ラ!!地獄から帰ったばかりでスマンが、もう一度地獄に逝くぞ!!
野中一家は一蓮托生・・・。
この富嶽ならアメ公に大泡を吹かせられる。
良いか!!万一エンジン不調なら爆弾を捨てて帰れ!!
高度が落ちたらあの世に逆戻りだぞ!!」
「「「「合点承知!!」」」」
「ヨッシャ、さすが一度は黄泉に逝った野中一家だ!!0800にエンジン始動。
時刻整合10秒前、・・・・時間。0730!!
起動までシャバに別れを告げておけよ!!」
ケラケラ笑いながら野中中佐は命令を下す。
ココはサイパン、旧アスリート飛行場。
松代から進駐した野中部隊はアスリート基地を与えられ真珠湾攻撃を下令されてた。
搭載爆弾は全て1tのナパーム爆弾。それを24基!!
さすが富嶽と野中も感動してた。
コレなら勝てる!!と。
嘗ての愛機、一式では桜花一機でフラフラになりカモにされてた。
だが富嶽なら桜花24基でも搭載可能。
まあ要らないがね。
やがて搭乗し、出撃準備に入る。
さすが新鋭機だけにメカも多く、シャバでゆっくりする暇なぞ皆無。
乗員は密閉された区画に搭乗すると各自インカムのスイッチを入れ各機長に通信する。
「尾部銃座配備ヨシ!」「GPS監視配備ヨシ!」「エンジン監視ヨシ!!」
続々と入る部下からの通信で機の気密装置を起動開始。
富嶽の作戦高度は高度20000mと言う超高空。
爆撃は全てGPS誘導とジャイロなので一度作戦行動に入れば基地に帰還するか撃墜されるまで、
低空に降りる事は無い。
野中は腕時計を見ながら起動時間を待つ。
やがて・・。
「ヨシ、0800起動セヨ。離陸は0810から順次離陸。」
富嶽の巨大な護ジェットエンジンが続々と轟音を奏で起動。
全8基が起動するとゆっくりと離陸地点に移動。
やがて轟音と共に富嶽は飛び立つ!!
基地上空でゆったりと舞いながら部下を待ち野中は柄にも無く見惚れる。
「綺麗だな・・。」
「エエ、隊長。一式も悪くは無かったですが富嶽を見慣れるとね。」
「ウム。さて、仕事だ仕事だ!!敵さんにプレゼントをお届けする大事な仕事だ!!」
ケラケラ笑いながら野中は部下と編隊を組み、超蒼空へと舞い上がる。
高度20000に達すると下界が嵐でも蒼空は紺碧の青空。
逝くぜ!!ハルゼーのおっさん!!
前回のリベンジでぃ!!
米軍映画だとB17の話が感動的に描かれますが、敵にして見たら虐殺されても仕方ないのが爆撃機です。
富嶽もモチロン米軍側には悪魔となります。




