【恋愛切甘・甘々】メモ寄せ集め
切甘中編の予定で書いているものです。
タイトル:遠くにいる君
すきだった。花が咲くように笑う彼女が。
すきだった。夜空を閉じ込めたような大きな瞳が。
すきだった。か細く繊細な音を紡ぐ唇が。
言葉では表しきれないくらい彼女の全てが甘く愛おしくて、大好きだった。
彼女は今、元気にしているだろうか____
カメラでどこを切り取っても絵になる季節が過ぎ、出かけるたびに上着が一枚づつ厚くなる季節がきた。
学校では文化祭や体育祭が過ぎなんとなくの気怠さに包まれる時期で、その時の私もただただなんとなく持て余している暇を潰すために学校をサボっていた。
行きたい場所があるわけでもなく、やりたいことがあるわけでもない。ただ暇だったから。
暇だったから、学校にはない面白いことを求めて歩き回っていた。そんな時私は彼にを見つけた。小さな公園でベンチに座り空を見上げる彼に。
私は彼に興味がわいた。変な人かもしれない、危ない人かもしれない、そういった感情よりも興味が勝った。
どこにでもいそうな風貌で、ただ休んでいるだけかもしれない人に声をかけるくらいに私は退屈し暇を持て余していた。
彼に向って歩くと枯葉がサクサクと愉快な音を立てる。私の鼓動が早まる。
「なにか見えますか?」
私の声は思ったより多きな声で、自分でも驚いた。
………ここまでです。この程度しか出来ていないので公開することをめちゃめちゃ悩んだのですが、ひとまず公開してみます。ちゃんと続く予定です(震え声)
これとは別で書いていたものですが、少しこれと近い物も続けて書いてみます。上記の作品とは繋がりません。何となくイメージ的に似ているなってだけです。こちらは甘々短編のつもりで書きました。
それでもよろしければ以下も読んでいただければ嬉しいです。
タイトル:アンバランスな恋人
「溶けそう。」
道端に溶け残った雪がシャリシャリと愉快な音をたてる季節に彼女が唐突にそう言った。___いつものことだ。
僕の彼女は表現が独特というか、少し癖がある。
春には突然透けそうと言い出したことがあって、その時彼女が着ていたものが薄手の白のシャツだったから俺は慌てて上着を貸した。後々聞いてみると春の気温は透けそうなくらい綺麗と言いたかったようで俺はひとり赤面した。
夏には突然寒いと言い出し、気を使ってエアコンを切ってみれば今度は熱いと不満顔を浮かべる。その後思い返してみれば彼女は寒いという前にハッカの飴玉を口に入れていたのできっとそれだろう。
秋には{なんとかかんとかうんたらかんたらあーだこーだ書く(思いつかない(´;ω;`))}
なんというか、全体的に言葉が足りないのだ。かと思えば人一倍感情豊かだし、論文等では人以上の物を書き上げる。言い方は悪いかもしれないが、アンバランスなのだ。そこに惹かれているのだからとやかく言うことではないが。
春夏秋に続いて今度は冬。寒さで手指がかじかむ季節に”溶けそう”……ここで何が?と聞いてみるのも手かもしれない。が、それは俺的に面白くない。
毎度的外れなことしか出来ていないので少し意地になっている部分もある。そう、負けず嫌いなのだ。
………こちらもここまでになります。こちらは最近書き出したものなので近いうちに続きを公開すると思います。
中途半端ですが、今回はここまでにさせていただきます。
亀更新にならぬようがんばりますので今後もよろしくお願いいたしますm(u u)m
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。