私
特にないさ、
ただ、文がめちゃくちゃ暴れてる
暴れ放題、読みにくかったらすいません
今日も空は青く澄み渡ってる
雲はいつも白くたまに灰色
今日の空は泣いていた。
「はい、ちゃんと黒板見てー、窓見ないー」
先生が私を注意する、
我に返った私は気づく。
理科の時間ということ、
「はーい」
いつもは返事はするものの行動は変えないのだが
今日は違う、今日は真面目にノートを写すことにした。
「じゃー、ここで問題。 この...」
…
「宙ー」
「ん…?紗友里?」
目の前にブスッとした表情でこちらに顔を向けているのは
紗友里、同級生、幼馴染というべき人物。
私はなにか悪いことをしただろうか。
ここは保健室、ということは倒れたか。
全く覚えていない ノート整理をしていたと思うのだけれど。
「あのさ、いい加減ノートに熱中して絵書くのやめたら?」
「ん…」
「…」
急に怒り出す紗友里が何を言いたいのかわからない。
何が言いたいのだろう、
絵を書くな?冗談じゃない。
私は美術部所属 バスケ部掛け持ちの忙しい、
絵を書く時間は授業のあるときだけ。
なのに、なぜ授業中に絵を書いてはいけない
楽しいからやめられないのが事実なのだが。
でも待ってほしい、私はノート整理をしていたはずなんだ。
いつからお絵かきに変わった?
私自身が気づいてないってどうなんだろう。
そう思ってるうちに誰か保健室のドアを開けて入ってきた
足音でわかる2名か。
「宙ってここか。」
「そうだろ、てか今宙しかいないだろ」
男の声か、なんだ私になにを言いに来た?
私なんかに会いに来て何をする気で
何を話すと言うんだ、
全く男と接点がない私にとって男の人というのは恐怖そのもの。
そんな男らが私のいるこのベットのカーテンを勢いよく、
なぜか勢いよく開けてくれた。
「――――宙ッッ!!」