ノハルとユーちゃん
僕は自分の部屋に戻るとユーちゃんはパズルをしていて、パズルが入っている箱を見ると二万ピースのパズルだと言うことがわかった。
ユーちゃん……もう少し、ピースの数が少ないのをやろうよ……と考えながら彼がやっているパズルを覗きこむと四分の一くらいは出来ていた。
「ユーちゃん、パズルのピースの小さいのにしたんだね。小さいから無くさないように気を付けるんだよ? 小さいから無くしたら探すのが大変だからね。」
「うん、わかった! あ、パパ〜……凄いでしょ? ここまで進んだんだよ〜。頑張ったんだよ!! でもね、ここからがなかなか進まなくて……。」
そうユーちゃんは最初の方は嬉々とした表情で言っていたのだが、最後の方ではしょぼくれながらそう言っていた。そんなユーちゃんが可笑しくてニコニコと笑いながら、彼の頭をぐじゃぐじゃにしないように気をつけながら優しく撫でてから、お父さんに言われたことをユーちゃんに言った。
「うん、凄いね〜。落ちついて考えれば大丈夫だよ。それからね、明後日になったら……サーバント大陸に王族に会いに行くからね。もう少ししたら、荷物をまとめよう。」
そう言うとユーちゃんは満面の笑顔で力強くコクンと頷いた。それから、僕らはパズルを一緒にやっているとやり始めたのが昼間だったのが、パズルの形が完成した時には夕ごはんの時間だった。
あとで糊でパズルをくっつけたら、完成だなと考えながらユーちゃんと手を繋いで食堂に行った。
二時間くらいかけてご飯を食べた後に部屋に戻って、ユーちゃんとお風呂に入った。数十分入った後に明後日の用意をしていると僕の背中にへばりつくように抱きついてきてすぐに眠ってしまった。
可愛いなぁ〜……ユーちゃんはな〜……僕に似すぎないと良いんだけどね。けどなぁ〜……話は変わるけど、アートお兄さんとロスト父上は僕になんのようなんだろうか? もしかしたら、仕事がたまっているのかもしれないなぁ〜と考えながら、背中にへばりつくように抱きついて眠っているユーちゃんを起こさないように抱っこしてベットに眠らせた。
すぐに荷物をまとめ終えた後にパズルを糊でくっつけた後にベットに横になった後、すぐに意識を手離した。




