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一人ぼっちのかくれんぼ

作者: のの丸

おうちにだあれもいないから

ぼくはひとりでかくれんぼ。

ひとりでずっとかくれてるのに

ぼくはなにかから

かくれてる。

そのなにかがわからないから

かくれんぼにむちゅうになるんだ。



ずっとずっとかくれんぼ。



十年経っても

かくれんぼ。



ある日君が

僕に笑顔をくれた。

でも君は僕のじゃない。

そんな時胸がキュウって苦しくなるんだ



お願い

お願い

どうか僕を見つけないで




僕はきっと死ぬまで

かくれんぼをしてることだろうね。

そして君は

それを知らない。




寂しいって名前を持ったボクから

僕は必死に隠れてる。

君を見てしまわないように。

ごめんね、ボク。

ごめんね。

僕はボクに見つかる気はないんだ。




弱虫な僕

一人ぼっちのかくれんぼ

オニの目を正面から見ることは

僕にはできない。



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