ある幼王女の決意
今日から学園生活が始まります。
ジーク様もお姉さまも通われた学園。
ここでしっかりと学んでお二人のお役に早く立ちたいものです。
……でも、正直私は今自信がなくなってきています。
というのも―
「……?マリーどうかした?」
「えっと、これから頑張らないとなって思いまして!」
「……ん、頑張ろう。」
ちらりと隣を見上げると成長した親友の姿がそこにあった。
そう、過ぎ去った年数は裏腹に私は五年前で成長が止まっていたのです。
ミステリアスな少女を思わせるヒルデの隣に幼い少女が歩いている姿を見て時折姉妹に間違われることも……。
その度に気分は沈み、そして披露宴にジーク様と並んで歩く時もその身長の差から陰で色々言われていたこともしばしば。
当然、皆は気にしていない様子ではあったがそれでもそのまま甘えたままでいたくなかったのです。
身長に関してはどうにかできるものでもありません。
ならばせめて他のところで補おうと思っていてもまだまだ学の足りない身。
当然すでに学園で多くのことを学んでいた二人の手助けは必要ありませんでした。
そのことはひーちゃんも気にしていた様子。
だからこそ私達はここでたくさんの知識を、力を身に着けたいのです。
短くてすみません。
きり良くしたいと思いまして来週は少し長めになるかと思います。
お楽しみに!




