絶体絶命
いつもと違う環境なのでもしかしたら読みづらいかもです·····。
今僕はとんでもないピンチを迎えている。
魔物が押し寄せ、解決する為にと龍脈に身を投げた時は正直自分はそこで終わると思っていた。
その後戻ってきたと思ったら、いきなり黄竜ファヴニールに食べられたけどすぐに出られた。
それからややあってマリーと婚約してトライル伯爵が暴走してマリーが攫われ、助けに行ったその先でステフと再会して裏組織を捕まえたりもした。
更にはローレイル侯爵の口車に乗せられ北の緑竜バジリスクを討伐に向かい、無事に帰還した。
ここ最近こういったトラブルは多かったものの何だかんだ今の自分の力でどうにか出来る範囲内ではあった。
だが、森の部族のクリムをこうして屋敷に連れ帰った事でマリーを含めた3人に絶対零度の瞳で睨まれている。
「黙っていても何も解決しません。ジーク様、早く白状してくださいっ!」
「ほんと、ジークってばいつからこんな女たらしになったのかしら?」
「·····兄様、ごめんなさいしよ?」
「ええと、ぼくはどウすれば?」
「ほんとに、何も無いんだってば!!」
マリーは怒り、ステフは呆れ、ヒルデは失望し、クリムは慌てている。
僕は誤解を解くために必死に説明をする。
何があったかは想像しやすいと思うが、まずこちらに報せも無く北へ向かった事に対しての質問があった。
緊急ではあったしなによりローレイル侯爵に乗せられたので皆を巻き込みたくない思いもあったことを伝える
決して忘れていた訳では無い。ほんとに。
そしてクリムを連れて帰ったことで誰なのかという質問が出てくる。
森の部族であり、バジリスク討伐の際に助けて貰ったことを話し、諸々の事情でこちらで引き取ることになったことを説明。
するとみるみる3人の瞳が濁っていくわけで。
有罪判決が下された。
事情を説明したのに有罪判決は解せない。
そうしてなんどもこうして説明しては有罪判決を下されを繰り返している。
そうこうしてるとお互いに引くに引けない感じになってしまいこうして睨み合いが続いているのだ。
正直いうとようやく帰ってきたら身内との間に溝が出来てしまうというのは嫌だ。
傍から見ても仲のいい家だと思う。
王都にいた時に家族との仲があまり良くないという貴族の話はちょくちょく小耳に挟んでいた。
僕は大丈夫だと思っていたし、こういう時は男が悪いと思っていた。
でも実際体験してみるとこちらの言い分を聞いて欲しいと思うしそれのせいか説明が言い訳がましくなり、底なし沼から抜け出せなくなる。
「·····とりあえずもう夜も遅いし今日のところはここまでにしよう。」
3人も納得のいかない様子だったが実際夜も遅かったので賛成してくれた。
僕も1度1人で頭を冷やしたかったので丁度いい。
そうして明日こそは謝ろうとその日は寝ることにした。
のだが、それから1週間まともな話し合いの時間が出来ないままいたのだった。
いかがだったでしょうか?
実は本日から実家に帰ってまして、明日から祖父母の家に行くことになってます。
そのため、スマホからの投稿になります。
本当はGW毎日投稿をしたかったのですが、環境も無いのでいつも通りの投稿となります。
1週間ほど家に戻れないので他の話と書き方合わせるための修正などはそれまで出来ないと思ってください。
申し訳ありません。
また明日投稿予定ですのでお楽しみに!
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