???
今回は短いです。
空をゆらゆらと蠢くドス黒い靄が飛んでいく。
「アァタリナイ、タリナイタリナイタリナイタリナイタリナイタリナイタリナイタリナイ。」
靄事態に大きな力はない。
だからこそ今の世の中が生きづらい。
何せこの靄に必要なのは■■なのだから。
もっともっとこの世界に◆◆をもたらさなければ。
だからこそ絶好の餌になるであろう▲▲▲を探す。
いつかこの世に▼▼をもたらさんために。
そうしてふよふよと幾星霜漂い続ける。
ついには空を飛ぶ力も失い森の中で彷徨う。
出会う魔物や動物なども自らの糧へとする。
そうして長く長く潜伏し続けた。
そんな中一つの集団が森へと入ってくる。
豪華な装いに身を包んだ巨体。
それを取り囲むかのように多くの護衛を連れている。
靄はその中でも最も醜い感情を持つ人間へ目をつける。
「アァミツケタ。」
靄は最後の力を使って自らの姿を変える。
それはその人間が欲していたものだった。
当然その人間はそれを自らの懐へとしまい込む。
それが世界の命運を分けることになるとは露知らず。
まずはお詫びを申し上げます。
最近忙しく執筆する時間が取れませんでした。
ちなみに今回のお話はいつか挟むつもりでいたお話です。
タイミング的にはいつでもよかったのですが、今回のように時間が取れないときに挟もうと置いておいた分です。
明日は通常の量でお届けできるかと思います。
お楽しみに。




