第3章 生にしがみつく下等なものでは無い
とても日が空いてますね。
いい加減投稿します。漫画化はまだまだ先になりそうです。なんせ難しい。忙しくて描けてないのもあります。すみません
コシェの喋る吹き出しの前には
コ「〜」 と表します。
ほかのキャラも同じように表します。
(まさか総統からの呼び出しとは…しかしなぜだ、タスタ出身で殺すのであれば、警察庁長やらその辺の将校やらで対処するだろう… 自分から来い なんて死刑であれば自殺と一緒だぞ?!それ以外の理由なんて分からない)
バクバクと心臓がなっているのが自分でも伝わってきて分かる。いつも吹く心地よく感じる風も、嫌いな人に撫でられたようで落ち着かず嫌悪感を抱いてしまう。
コ「……敗北は敗北と認めるべき。殺し屋の敗北は死ぬ事である…」
リビングにある観葉植物がカサカサと静かに音を立てる。コシェは少し複雑な表情をしながら
コ「もし私が居なくなったらあなたを世話する人もいなくなって、枯れてしまうね。ゆっくり死んでしまうのか。皮肉なものだな…」
そう植物に言いながら出かけて行った。
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どれくらいかかっただろうか。約5時間かけてやっと来れるあたり、無駄にこの国は広いことが分かる。それよりも広い、年中太陽があると言われている連盟国のルタージュは不便で仕方ない。
それに比べてタスタはどれだけ小国かが垣間見えてくる。
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「一般市民が何の用だ!今すぐ立ち去れ!さもなくば射殺する!」
コ「あー…ドーガルアの総統様からの手紙でですね…呼ばれまして…」
封蝋がしてある面をピラピラと見せる。
すると少しあわてふためいた様子で、
「あぁ、コシェ・アーカイラさんでシタカ!申し訳ありません!庭を抜け、玄関前にてお待ちしております。どうか問題の起こさぬよう」
コ「ありがとうございます。お勤めお疲れ様です。」
(名前を言わない。という事は裏で動く人か?)