4年ぶり4
ア「私は元々からここの職員でタスタへの調査できました。」
コ「え!?そうだったんだ!知らなかった…」
ア「あなたは1度、私経由で面識がありますよね。あの女性の…」
コ「あー………あんまりよく覚えてないけど…あの若くて髪の長い女の人…きっと博士が言うからその人もその職員だとか?」
アルインスは頷く。彼女はライカ・ブラウンと言うらしい。ライカは外交がメインだと言っていた。
それからコシェはアルインスから、少し奇妙なことを聞いた。それはここの幹部全員が身を守るための術を持っているとのことだった。そして一人一人それぞれが独自のナイフを持っているとのこと。いずれコシェもその術をジル・レイヴァンに教わるかもしれないと。
ア「貴方自身の実力を隠すも隠さないもこの際、どっちでもいいでしょう。まぁ、バレそうな気はしますがねぇ〜!」
アルインスは楽しそうにケラケラ笑った。
もう時刻は夕方になっていた。床に座るアルインスに西日が当たっていた。
しばらくして、ノック音が聞こえてきた。
アルインスは「ではまた後ほど。私達の事は一応初対面としておきましょう。まぁ、ベルンクスさんとナフーガさん、ライカさんはこの事知っています。ベルンクスさんに関しては、あなたが部屋に案内された後位のタイミングで言いましたよ。」と言って部屋の窓から飛び降りて行った。
(未だに窓から窓へのショートカットはやめてないんだな…)
─ガチャ─
コ「やはりベルンクス様でしたか。」
べ「あぁ、ナフーガが貴方をお呼びです。あと、様付けはいらないよ。」
コ「あぁ。そうですか。わかりました。」