一話 始まりのカオス
私たちの知っている地球ではない、もうひとつの地球。
そこには文明はない。
しかしながら秩序はある。
いまから少しその世界にお邪魔しようと思うのですがが、ぜひ一緒にどうでしょうか。
ではしばしの時間、不思議な旅行と参りましょう。
「ギャーーー(大変だぁー)」
とある空を飛ぶスタイルの生物は叫んだ。我々の世界で言うなら
プテラノドンだろうか。
「ブォーーーン(何があったんだい?)」
こちらで質問しているのはイグアノドンによく似ている。
「キェッキェッギーーキューーングァ(向こうの平原に住んでいたジャスティンくんが何者かに襲われたんだ!)」
どうやら殺人事件のようですね。これは興味深い発見がありそうです。ところでジャスティンくんとはどのような姿をしているのか気になりますね。とりあえず現場に行ってみましょう。ん?私たちの姿は彼らに見えているのかって?彼らには見えていません。私たちはよくある迷彩的なやつで空間に溶け込んでいるのです。
しばらく行くと人だかり?のようなものが見えてきました。
「グァーードンブァーーン(いまから犯人を捜そうと思う。)」
「ピチュピチュピュルルル(状況を整理しますので知っていることがある人はお願いします。)」
大型の肉食恐竜に似ている生物と小型の哺乳類が警察の役回りらしい。
文字通りの凸凹コンビですね。小型動物は少し早口のようですね。体の大きさによって少し
違うようですね。ん?なぜ彼らの言葉がわかるのか?ですか、それはですね、
字幕機能を付けるキンチャクを食べたからです。その名も字幕付キンチャクです。
そろそろ時間のようですね。第一話はここまでです。もし使ってほしい擬音があればコメントお願いします。




