結成!バスターズ
眼鏡をかけた男は、こっちへ、あるいてくる。
ノートパソコンをたたみながら、こちらへ、やってきた。
「どうも。ぼくは、ナイト。これからも、よろしく。」
「おい、まてよ、これからってなんだよ!」
タケシがどなる
「あなたは、これで、終わりだと思ってんですか?」
「え?ちがうの?」
ユウが問いかける
「ちがいますよ。そもそもこのロボット、まぁ、機兵達は、人間が作ったものですよ。」
「つまり、その工場と人間をたおせば、終わりってことか。」
僕が呟いた
「まぁ、そーいうことになります。」
「あ、そーいえば、さっきの赤い光はなに!?!?」
タケシが聞く。
「あの光は、最高の科学によって作り出された人工衛星、ルナのなかにあるコンピューターにこのノートパソコンから、ハッキングして、ルナに搭載された、兵器を機兵に標準を合わせて、発射したものです。あなたたちの持っている、その、バスターブレイドでは、ロボットを完全に破壊することはできません。そして、僕だけでは、動くロボットにむかって、標準を合わせるのは難しいのです。でも、ぼくと、あなたたちなら、あなたたちが、ロボットを止めて、僕がうつ。これで、完全に破壊することができます。」
「なるほどな」
タケシが何かをかんがえている
「つまり、俺たちの解放にはお前が必要ってことか。」
「そーなりますね」
「で、どこにあるんだ、その工場みたいのは、」
「わかりません」
「はぁ???」
「とりあえず、最初に破壊された国へいきましょう。」
「よし、空港にいくぞ!」
「いや、空港は閉鎖されています」
「ふぁ!?!?」
「いや、こんな騒ぎなんですから」
「じゃぁ、どーやっていくんだよ!?」
「歩くに決まってんじゃないですか」
「は!?!?」
「当たり前でしょ。では、いきましょ」
「はぁ~」
タケシとナイトの会話はこんな感じで続いた。
しばらく、歩いた。
沈黙がつづいた。
その沈黙をやぶるように、ナイトが話をしはじめた。
「みなさん、僕たち、なんか、分かりやすいようになのり出ませんか?」
「は!?!?」
やっぱり、反応するのは、タケシだった。
「だから、四人のチーム名を決定しようってことです。」
「いいわね。」
「ぼくも、いいとおもう!」
「はぁ?なんだよ、おまえら、そんなの、どーでもいいだろ」
「いや、重要ですよ。」
「いみわかんね、勝手にしろ!」
そして、沈黙がまた、はじまった。
しばらくして、僕は、沈黙をやぶる。
「バスターズなんて、どう?」
「バスターズ?なんか、かっこいいわね」
ユウは賛成してくれた。
「いいと思いますよ」
ナイトも賛成した。
タケシは聞いていなかった。
というわけで僕たちのチーム名は、バスターズにきまった。
その夜。
もう少しで、中国を出るってとこで、夜を迎えた。
そのとき、ナイトはパソコンで何かをやっていた。
ユウは、一応、女子なので、テントで寝ていた。
タケシは、ぼくに話しかけてきた。
「なぁ」
「ん?」
「おまえは、なんで死刑判決なんか出されちまったんだ?おれはなぁ、10にんも、殺しちゃってよー。でもなぁ、あと、5にん、殺したぶんに関しては警察もまだ、つかんじゃいない。」
「ぼくは、なにもやってない」
「ん?」
「なにも、やってない」
「なにも、やってないって、冤罪かよ!?」
「でも、人を5にん、おんなじ手口で殺したことになってる。全身に、何十回も刺したんだってさ考えられないわ」
「お、おうよ」
そういって、タケシは、寝た。