バスターブレイド
知らない声の方を見ると、黒いフードを被った男がいた。
「これを使え。」
そう言って、三人に変な剣を渡した。
「こいつは、バスターブレイド。最高の科学によって作り出された新作の兵器だ。いま、人類の持っている最高の兵器。その刃先で切れないものはない。」
僕たちは、ライフルをすてて、それを手に取った。
「バスターブレイド…」
タケシが呟いた。
「よし、いくわよ。」
ユウがそう言って、ロボットの方へ振り替える。僕たちもつられて振り替える。気づいたら、謎の男は、もぅいなくなっていた。
ぼくは、走り出した。ロボット達の方へ。
そして、バスターブレイドで、足を切った。
ロボットは、倒れた。
破壊活動はできなくなったものの、まだ、動いている。しかし、そんなもの、かまわずに次のロボットの足を切った。
倒れた。
切った。
倒れた。
三人でこれを何回も何回も繰り返した。
10分くらいして、半分くらいが倒れた。
「いつまで、やるんだよ!」
タケシが叫ぶ
「仕方ないでしょ!これをやんないと、私たち生きていけないんだから!」
ユウがこたえる!
そんなとき、ユウの上にロボットの剣が落ちてくる!
「ユウ!」
だめだ、避けられない。
そう思ったときだった。
空から、赤い光が降ってきた。
とっても、細い、赤い光が。
やがて、それは、ユウを切りつけようとするロボットに当たった。
すると、ロボットは、爆発した。
ほかの、三人で切って、倒したロボット達にも赤い細い光が降り注いだ。
赤い光を浴びたロボット達は爆発した。
黒い煙が立つ。
なにも、見えない。
やがて、黒い煙が晴れてきて、
足元には燃えるロボットがいた。
そして、顔をあげると少し遠いところには、
ノートパソコンをもって、
眼鏡をかけた
男がたっていた。
「はやく!なにをやってる!ここから、逃げろよ!」
男は、手に持っていたノートパソコンをカチャカチャといじり、
「enter」
といって、キーをおした。そして、手を広げて
「チェックメイト」
と言うと、赤い光が残りのロボット達にも降り注ぐ。
赤い光を放っていたのは彼だった。