表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

滅亡のはじまり

自分がはじめてはネット上にさらけ出した小説です。


最初はブログにのせてましたがこちらにものせようと思いました。



最初まんまのせてるので誤字脱字がすこしあります。


気にしないというかただけお読みください

これは、遠い未来の話である


人類は『最高の科学』というものを手にいれ、浮かれ、自惚れていた。


そして、自然を完全に操り、自然への恐怖は忘れていた。


かつて、地震大国と言われていた日本も地震の恐ろしさを忘れていた。


同時に科学の恐ろしさも忘れていた。


この時代の人類は恐怖というものを忘れていた。


もしかしたら、これこそが、平和なのかもしれない。


だれも、恐怖を感じない。



この、『最高の科学』のおかげで、人は、餓死することはなくなり、水不足もなくなり、地球温暖化なんて言葉は、もぅ、忘れ去られてしまった。



しかし、あることをきっかけに人類は 死 への恐怖を思い出した。


渋谷の大交差点では、全員がヴィジョンを見ていた。


アナウンサーが必死に喋っていた。


その中には、恐怖の感情が包まれていた。


「サウジアラビアから、パキスタンまでのヘリコプターからの中継です!」


紛争なんてなくなった、この地域。いまは、普通の都市として発展していたが、中継の映像にはそんな面影は、なくなっていた。


「はい、こちら、中継です!見ての通り、なにもありません!そして、あちらの方には…」


カメラが指を指した方向に動く


「大型のロボットがざっと、300はいます!彼らは、いま、インドの方向へ向かっています!あ、一台、こっちの方を向きました。飛んできます!ん?ぎゃぁ!ぐふぁ!どゅりゃ!ジーーーーーーーーーーー」


ヴィジョンは、砂嵐になった。


「ご覧の通り大変危険な状態となっています。自衛隊が出動準備をしています!みなさんは、直ちにアメリカへ逃げてください!」


日本中がパニックに陥った。


中国、ロシア、アメリカ、ヨーロッパ。


全世界がパニックに陥った。


日本政府は、これに対抗する製作を考えていた。


正直、自衛隊では、勝てる気がしない。流石のアメリカでも無理だろう。でも、戦わなければ、人類は滅亡する。それは、あってはならない。僅かな可能性にかける。それしかなかった。


そのためには、人が必要だった。


しかし、こんなやつらに戦うなんて人間はいない。死に向かっていくやつなんていない。しかも、日本は軍隊を持てない。


そこで、一人の国会議員が閃いた。


「死ぬとわかっているならば死刑囚を戦わせればどうですかね?」


議事堂のなかにシーンとした空気が通る。


「では、賛成のひとは拍手を!」



パチパチ


最初は、ちいさかったが、


パチパチ!


どんどん大きくなっていく。


「では、賛成ということで、とりあえず、三人の死刑囚を向かわせましょう!そして、そのあと、少しずつ人数をふやしていきましょう!」


こうして、死刑囚三人を選ぶ抽選がはじまった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ