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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第二章  堕勇と堕天の面倒事
99/270

6話 上右下左…(7分お待ちを)…

(~ω~)zzzZZZ

・・・zzZZ

・・・・・・・・zZ

Σ <◎> д <◎>(クワッ!!


( ~д~)ノ{オハヨー

俺達は歩いている

俺、美月、瑞穂、和馬の四人でだ

まぁ、そんなことはいいとして

ここはやっぱり・・・


「章の名前は「堕勇3人と堕天のボッチ野朗と異世界から来た勇者二人組みの面倒事」に変えたほうが良いと思うんだ。異世界から来た勇者の二人も面倒事を俺に持ち込んできたからな・・・」

そんな俺の呟き

正直、面倒な事を持ってきたのは「堕勇」と「堕天」だけじゃないと思う


「徹夜、一人で何言ってるの?」

美月が俺の頭を心配そうに見てきているが関係ない

これが俺の正常です

まぁ、これをわかる人はいそうもない・・・


「ん、なんでもない。ただの独り言だ」

・・・ということで話を濁すことにした

ていうか、俺も意味もわからずに言葉に出したのでよくわからないのだが・・・


「まぁ、とりあえず捜すぞ」

俺の言葉


「いや、もう捜してるからな」

瑞穂がそんなことを言ってきて


「見つかったのか?」

俺の質問


「いや、ぜんぜん」

和馬がそう答えた

これが今の現状だ、あの野郎はどこ行きやがったんだ・・・・

まぁ、待ち合わせしてるわけじゃないので

会えるほうがありえないのだが・・・


「ん~・・・じゃあ、裏側に行くか」

俺の言葉


「裏側?」

そこに瑞穂が疑問の言葉を漏らす

俺は答える気がないので黙っていると、それに美月が答えた


「この都市の裏側だよ

勇者ってのを表に例えるなら、堕勇が裏側。簡単に言うと「死」が付きまとってる危ないとこだね」


「ふぅん・・・」

それに納得したのか納得してないのか

よくわからない返事をする瑞穂

さてさて、とりあえず入るとするか

俺は歩き、光があまり入ってこない薄暗い道に歩いていく

そして足で道を叩いて音を確認する

一部だけ音が違う場所があるのだ、そこを見つけ上に持ち上げると

地下道が広がっている


「これは?」

和馬が質問してきた


「これは、え~と、たしか・・・隠し通路なんだけど・・・え~っと

そうだ思い出した。この都市に敵が進入してきたときに

前と後ろから挟み撃ちにするために、こういう地下道があるんだよ

この都市に張り巡らされてるから、入ったら迷う確率が高いけど

うまく行くと裏側にたどり着ける」

と、まぁこんな感じだ

ちなみに、この地下道に入ったのは

今までで3回程度、少し欲しい物があったり(主に裏側情報)したので行きました


そして、その地下道に入る

全員が入り終わると勝手に隠し通路の蓋が閉まるのだから凄いと思う

歩き出す俺達

俺と美月が前を進み、その後ろに瑞穂と和馬がついてきている

クネクネと曲がっていく


「ん~・・・迷ったか・・・」

俺の呟き・・・ヤヴァッ!!


「はぁッ!?迷ったってどういう意味だ!!?」

瑞穂がそれに声を荒げる

そのままの意味だぞ、こんにゃろうッ!!


「とりあえず進もう。絶対誰かはいるはずだ」

俺の言葉


「誰かって誰だよ・・・」

そんな疲れたような言葉を言い、俺の後をついてくる瑞穂

そして一分もせずに誰かはいた

知り合いではない人だ。顔には大きな傷そしてワイルドな顔、体は強靭

背中には結構大きい大剣、はっきり言うと裏側の人間だ


「ふむ、少し話を聞いてくる」


「いってらっしゃぁ~い」

そんな美月の言葉を無視して、その人に近づいていく


「あれと話せるのか?なんか話しかけた瞬間に斬りかかって来そうなやつだが・・・」

瑞穂の言葉


「大丈夫だよ、だって・・・」

そんな美月の言葉の途中に俺とその男の会話が聞こえたのだろう


『おじさん、俺達道に迷っちゃったんですけど、教えてくれませんか?』


『ああ、俺もそうなんだよ・・・悪いな』


『どんな道で来ようとしました?

ちなみに俺は右右左左右左右下右上上左…(五分お待ちを)…てな感じなんですけど』

ちなみに、右とかは別れ道のときにどっちに曲がったか、ということだ


『んん?俺とは少し違うな

左左右左上下右下左左右左上…(六分お待ちを)…という感じだ』


「意外と裏側の人って親しみやすいんだよ?一部を除けばね」

美月がそう言う


「ていうか・・・なんだよあいつら、無駄に道を覚えてるぞ・・・ゲームの技を出す時のコマンドみたいな・・・それ以上に複雑だけど・・・」

瑞穂の言葉

すこし呆れ気味だ


『ん~、ということは・・・』

考える俺、ふむふむ

俺の金色の脳細胞が唸りをあげるぜ!!

・・・気持ち悪いな、俺


『・・・ん~』

考えるおじさん


『『うん、右下下右左上右右左左上左下・・・(十五分お待ちを)・・・だなっ!!』』



「なにをどう考えたら、導き出せるんだッ!?」

そんな瑞穂のツッコミが聞こえたかもしれないが無視

俺と話していたおじさんも加わり5人で道を進んだ末

たどり着いた


「なんで、あたってんだよ・・・」

げっそりとした瑞穂の言葉が聞こえた

それが徹夜クオリティーさっ!!

・・・うわ、俺の思ってることはやっぱりキメェ・・・



誤字・脱字があればマジで御報告お願いします

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